ひょっとしてHSP？ドライバーショットでつい緊張して、本来の実力を発揮できないあなたへ

ひょっとしてHSP？テストでチェックしてみよう！

突然ですが、次のようなミスをした直後に、さらにミスショットを重ねてしまった経験ってありませんか？

・ドライバーがOBだった
・バンカーに捕まった
・絶好のフェアウェイをゲットできたのに、アイアンでダフった
・親父ギャグがすべった
etc

『ゴルフのプレー中に生じる様々なミスや失敗によって、「揺れ動いた心」をうまく平常心にもっていけなかったことが原因で、その後のプレーに悪影響を与えてしまった。。。』

そんな経験はゴルファーなら、誰しも持っているかと思います。

「どんな場面でも、揺れない心があったら、もっとうまくできるのに。。。」
そう切に願うゴルファーは多いかとおもいます。

一時期流行した

「鈍感力」

という言葉や、成功には

「運・鈍・根（気）」

が必要と（いつからかは知りませんが）昔から言われているように
ゴルフも、やはり状況に左右されづらい心＝鈍さ＝メンタルタフネスさが高いと有利である事は間違いないといえます。

ところで、世の中には（そんな「鈍感力の高い」メンタルタフネスを持つ人とは真逆に）
「繊細な人」という分類の人が「たくさん」います。

「たくさん」とはどのくらいかと言うと、アメリカの心理学者「エレイン・N.アーロン博士」が調べたところによると、全人口の１５～２０％、つまり５人に１人くらい、いるらしいのです。

ちなみに、「エレイン・N.アーロン博士」はこのような５人に１人の「繊細な人」をHSP（Highly Sensitive Person）：高度に感受性の高い人　と定義付けました。

このHSPの人の特徴は

・感受性が強すぎるだけに、傷つきやすく繊細
・心理的だけでなく、肉体的な痛みにも強く反応する
というネガティブな要素だけでなく
・匂いや音、一緒にいる人の気分など、周囲の微妙な変化を普通の人よりも敏感に感じ取る能力に恵まれ、創造性にも優れている
というポジティブな側面もあります。

HSPかどうか、テストでチェックしてみよう！

さて、あなたがHSPかどうか、以下の項目でチェックしてみましょう。
下記の２７項目のうち、１2項目以上当てはまれば、HSPという事です。

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ＨＳＰ自己診断テスト

次の質問に、感じたまま答えてください。
少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。
まったく当てはまらないか、 あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。

1.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
2.他人の気分に左右される
3.痛みにとても敏感である
4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
5.カフェインに敏感に反応する
6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
8.騒音に悩まされやすい
9.美術や音楽に深く心動かされる
10.とても良心的である
11.すぐにびっくりする（仰天する）
12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく
（たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど）
14.一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
15.ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
19.生活に変化があると混乱する
20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた

以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくＨＳＰでしょう。
しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。
たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、 その度合いが極端に強ければ、そんなあなたもＨＳＰかもしれません。

以上、「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」
エレイン･N･アーロン [著]・ 冨田香里 [訳]
より抜粋 

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さてみなさん、どうでしたか？
ちなみに、１２項目以上当てはまった方でも

「俺／私は病気なのか？」

などと決して落ち込まないで下さいね。
HSPは病気ではなく、あくまでも気質／特徴ですので。

また、５人に１人は当てはまるものなので、こういった心と体が敏感であるという特徴を持つ人は沢山いて、そういった特徴をもってても特殊なことではないので、大丈夫です。
（ちなみに、筆者は、２７項目中２０項目当てはまってましたよ＾＾）

それにゴルフは、鈍感力（メンタルタフネスさ）だけでなく、繊細さも同時に求められるスポーツです。
すこしでもグリップに余計な力が入れば球は曲がりますし、スイングのタイミングが狂っても球筋がおかしくなりますから。
鈍感力や繊細さどちらか一方では足りないのが、このスポーツの面白い所でもあり難しい所でもありますよね（本当、人生に求められる事とよく似てます）

また
「乗り越えられない壁は目の前に現れない」

というよくある自己啓発の言葉通り、
・繊細な人が、メンタルタフネスを獲得する
や、逆に
・鈍感力の高い人が繊細さを獲得する

ということが、必ずできるものです。
そして
「繊細な人は、繊細さを武器にゴルフをし、さらにメンタルタフネスを養うトレーニングをする」
「鈍感力の高い人は、それを武器にゴルフをし、さらに繊細さを養うトレーニングをする」

ことが、スコアアップやゴルフ上達の近道な気がします。（まだまだトレーニング実践中ですが）

ちなみに、ゴルフェスでは

「ドライバーショット時に心が動揺してしまう」ことが課題のメンタルタフネスを養いたいゴルファー向けに
ドライバーレッスンを実施します！（HSPなゴルファーである、筆者ももちろん参加です）

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開催日；２０１４年９月２５日（水）
時間帯：２０時〜２２時

本当にドライバーを打った事もない初心者の方も参加するイベントですので
お気軽にご参加くださいね。
ちなみに、ゴルフェスで行われた以前の初心者レッスンの模様はこちら

＜参考文献＞
「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」
エレイン･N･アーロン [著]・ 冨田香里 [訳]