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ゴルフボールの直径とは!意外と知らない公認球の基礎知識

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野球、テニス、サッカーと、世界にはさまざまな球技が存在しますが、プレイヤー自身がボールを自由に選べる競技はあまり多くありません。ほとんどの球技は、公式ルールで使用するボールを厳しく定められています。

しかし、ゴルフは違います。ゴルフは、R&A(全英ゴルフ協会)・USGA(全米ゴルフ協会)・JGA(日本ゴルフ協会)が認める一定の規格内であれば、プレイヤーが自由に使うボールを選ぶことのできる数少ない球技です。

せっかく自由にボールを選べるのですから、まずは詳しくその規格を知り、自身に合ったゴルフボールを選んで少しでもスコアアップを目指したいものです。ゴルフボールの直径などゴルフ協会の認めるボールの共通規格と、プレイヤーに合わせたゴルフボールのチョイス方法を紹介します。

ゴルフボールの直径は公認球の規格で何ミリか

低角度の木製の T シャツにゴルフ・ボール

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はじめに、3つのゴルフ協会共通のゴルフボールの公式規格についてご紹介します。ゴルフボールは基本的に重量が「重く」、直径が「小さい」ほうが風や空気の抵抗を受けにくいため、飛距離が伸びると言われています。そのため、プレイヤーは打数を減らすために、より重くより小さいボールを使う傾向にあったのです。

そこで、ゴルフ協会はゴルフボールの重さと直径について、「重さは1.620オンス以下」「直径は42.67ミリ(1.68インチ)以上」という制限を設けています。

これが現在「公認球」と呼ばれているゴルフボールの規格です。以前はR&AとUSGAの定めるゴルフボールの直径に違いがあり、当時R&Aの傘下であったJGAは直径が1.62インチの少し小さいサイズのボールを使用していました。しかし1990年に両協会の規格が統一され、日本でも現在の公認球サイズが公式規格になりました。

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また、重量とサイズ以外にも、公認球には以下のような厳しい基準が設けられています。

  1. 飛んだときの初速度が255fps以下であること
  2. シームを水平と垂直にした2方向で打ち比べたとき、平均値の差が規定値以内(対称性が保たれている)になっていること

前述のことから、メーカーが飛びすぎるボールを作ってもいけないことが分かるかと思います。

ゴルフボールの構造は十人十色

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ゴルフボールは外側から見るとどれも大差ないようにみえますが、中を割ってみてみると、内部構造にはそれぞれ大きな違いがあります。

一般的に、ゴルフボールはボールの中心である「コア」とそれを覆う「カバー」の二重構造になっていて、この基本形をツーピースボールと呼びます。このコアとカバーの間に「ケース」や「ミッド」と呼ばれる中間層を挟み込んだものをスリーピースボール、さらにコアを2層にしたものをフォーピースボールといい、それぞれ違った特徴があります。

また、使用する素材やディンプル(でこぼこ)の数や配置によっても、コントロール性や飛距離・弾道に差が出ます。

ボールごとの特性をしっかりと知って、自分のプレースタイルにマッチしたボールを選ぶことがスキルアップへの第一歩です。

「スピン」と「ディスタンス」って?

ゴルフボールは、内部構造による違いだけでなく、「スピン」と「ディスタンス」という分類もできます。

スピン

「スピン」のボールは、外側はやわらかく、中心のコアは硬く作られています。うまくコントロールできれば、プロのようなミラクル・アプローチショットも可能にするゴルフボールです。どちらかというと、ヘッドスピードが速い人向けのボールで、より正確なショットを狙いたい上級者やパワーショットの打てる男性に選ばれています。

ディスタンス

「ディスタンス」は、ボールの中心のコアがやわらかく作られていて、力が加わる瞬間に大きく潰れることで、飛距離を伸ばすようになっています。回転はかかりにくいですが、少ない力で遠くまで飛ばすことできるので、ビギナーや女性のプレイヤーから中級者まで幅広い層に人気があります。

まずは価格帯から選んでいこう

Golf ball background. Sport concept

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さて、ゴルフボールの規格や種類が分かったところで、実際に選ぶときの話をしましょう。
結論から述べれば、自分にとって無理のない価格帯をまず決めて、そこから性能をみていくことをオススメします。

クラブやグローブとは違って、ボールはたくさん購入しますから、値段は重要なファクターです。コアとカバーのみで作られているツーピースボールは、複雑な構造のスリーピースやフォーピースのボールよりも比較的安価な傾向にあります。また、メーカーによっても価格は異なります。背伸びしすぎない価格帯から、自分好みの特性を持つボールを選ぶとよいでしょう。

デザインやその年の流行でボールをあれこれ使ってみるのもいいですが、それは嗜好品と考えましょう。ボールのスペックをしっかり見比べて、長く付き合える相棒ボールを見つけることで、安定したショットを手に入れてください。

普段何気なく使用しているゴルフボールにも、さまざまな形状や種類があり、メーカーは規定の範囲内で工夫を凝らしつつ多種多様のボールを生み出しています。「いまひとつスコアが伸びない」「思った通りに飛ばない」「飛距離が伸びない」とお悩みの方は、ゴルフクラブを新調する前に、ゴルフボールを変えてみるのもひとつの手かもしれません。ボールはゴルフのギアの中でも低価格のアイテムなので、色々とチャレンジしやすいというメリットもあります。

知れば知るほどゴルフボールの世界は奥深いものです。それぞれのゴルフボールの特色をいかして、より楽しいゴルフライフを送りましょう。

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