自宅で出来る!上達するゴルフの練習方法
ゴルフの練習は、練習場へ行って実際のボールを打つ練習はもちろん大事なのですが、頻繁に通うには実際問題お金も時間も必要になります。
自宅で簡単に出来る練習方法があれば、ちょっとした時間を使って練習ができて、さらに効果的であれば言うことありませんよね!そんな自宅で出来る効果的な練習方法をお伝え致します。
1.自分のスイングをじっくり見直す
練習場へ行って実際のボールを目の前にしてしまうと、打つことが優先されてしまいがちになって、良かったり悪かったりしても、そのまま何となく打ち続けていませんか?
ゴルフスイングは再現性を高めることが要求されます。毎回、同じスイングが出来るようになる為の練習が必要なのです。その為にはまず自分のスイングがどうなっているのかを知ることです。
スイング動画を撮影する
自分のスイングを正面と後方から動画撮影をしましょう。スローモーションで撮影ができればベターです。(iPhoneなど、最近のスマホには大体スローモーション撮影機能が付いています)
自宅にクラブを持ってスイングするスペースがない場合は、シャフトの長さが短い素振り練習用のアイテムなどを購入して使用するのがおすすめです。
撮影する際は、実際のティーショットや、ショットする時をしっかり意識して、同じようにグリップ、アドレスしてスイングしましょう。1回のスイングだけでなく、これを何度か繰り返し撮影してください。
撮影した動画をチェック
スイング動画をチェックしてみると、オーバースイングになっていたり、軌道がアウトサイドインになっていたり、インパクト付近で身体が伸び上がっているなど、自分のスイングのウィークポイントを発見することができます。
ウィークポイントを修正する
発見できたウィークポイントを修正する練習をしましょう。修正の仕方が分からない場合は、GOLFESのキーワード検索がとても便利です。修正の為のドリルや記事が、たくさんありますのでぜひ参考にしてください。
仕上げ
ウィークポイントの修正が出来たと思ったら、再度スイング動画の撮影と、動画のチェックを行って、修正出来ているか確認しましょう。
修正出来ていれば、そのスイングを身体に覚えこませるように素振りをしてください(出来れば毎日)。修正出来ていない場合は、もう1度修正ドリルからやり直しましょう。
こういったウィークポイントの修正には、練習場より自宅の方がじっくり向き合えて適しています。
2.アプローチ練習
ゴルフのスコアは、パッティングとアプローチが上達すれば、すぐに縮められます。特にグリーンまわりからのアプローチが上手くなると、ゴルフがかなり楽になります。
グリーンまわりからのアプローチでは、ボールの落とし場所が非常に重要です。自分の思った場所に落とせるかが、ポイントになります。自宅でアプローチを練習する為には、スポンジやプラスチックで出来ているボールと床を傷つけないようにマットが必要です。
その他、ネットやマットがセットになったグッズなど、たくさんあり、ゴルフショップや、インターネットでも簡単に手に入れることができます。
ランニングアプローチの打ち方と練習
ボールを上げなければならない状況以外で、もっとも成功率が高いのは、ランニングアプローチです。ランニングアプローチを使えるようになれば、ラウンドでかなり強力な武器になります。
スタンスは、拳1個分ほど空けて、体重は6:4の割合で左にかける(右打ちの場合)。
ボールの位置はセンターよりやや右側に置く。インパクトの形で構えましょう。
テークバックは手ではなく肩で上げて、戻すように打つ。ランニングアプローチは振り幅も小さく、室内練習にもとても向いています。
マットやネットなどのグッズを買わなくても、スポンジやプラスチックのボールさえあれば、キッチンマットの上などでも出来ますよ。
3.パターの練習
自宅練習でもっとも簡単に出来るのがパター練習です。
もうご存知かと思いますが、本当に様々なパター練習用の器具が販売されています。
パター用のマットはもちろん、ホームセンターなどで売っている人工芝を敷いて行なっても、良いと思います。
コイン1枚抜きドリル
刺すタイプではない置くタイプのゴルフマーカー、もしくは500円玉を2枚用意してください。それをいつもボールを置く位置に2枚重ねてセットして、上の1枚だけをヒットさせるようにストロークします。
2枚とも打ってしまったり、当たらなかったりすると身体の高さがストローク中に変わってしまっている可能性があります。上の1枚だけをヒットさせるようになると、打点が安定した転がりの良いボールが打てるようになります。
目標を決めて打つだけ
ペットボトルに水を入れて、それを目標にしてペットボトルにボールを当てる練習は非常に簡単に出来て効果的な練習です。もちろんアドレスの確認はしっかり行いましょう。
4.解析ツールを使用する
本格的にスイングを分析したいなら、自宅でクラブを使っても問題ないスイングスペースがあることが条件ですが、解析ツールを使う方法は非常に効果的です。
おすすめしたいのはEPSON製品の「M-Tracer」です。15gの小型センサーをクラブに装着して、スイングするだけで、スイングデータ(ヘッドスピード・フェース角・クラブパス・アタック角・スイング軌道・リズムなど)が、スマホやタブレットに表示される優れもの。さらにウィークポイントを明らかにして、アドバイスやドリルなども表示してくれます。
普通は練習場などで、実際にボールを打って計測する方が良いのですが、素振りでも計測可能ですし、ドライバーからアイアンはもちろん、グレードの良いものではパッティングにも対応しています。自宅にいながら、レッスンを受けているのに近い練習が可能です。
4.まとめ
プロも再現性を高める為に反復練習をしています。1回の練習を多くやるより、少しずつでも毎日続けて行なう方が上達すると言われています。
今回の記事は自宅で出来る、自宅だからこそ出来る練習です。1日5分、10分で良いので毎日練習して、次のラウンドで友人達をあっと驚かせましょう!!