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意外と知らない!?「スルー・ザ・グリーン」について

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ゴルフは楽しいスポーツです。しかし、自分だけでなく一緒にプレーする人全員が楽しむためには、ルールをしっかり守ってプレーする事が必要不可欠です。ルールを破っている人がいると「この人とはもう一緒にプレーしたくない」と思ってしまうし、自分が破っていれば、同じように思われてしまいます。「知らずにルールを破っていた」なんてことが無いように、初心者はもちろん、中級者以上の方も今一度ルールを確認しましょう。

ゴルフのルールはたくさんありますが、今回はその中でも、初心者以外の方でも意外と理解していない「スルー・ザ・グリーン」に関わるルールついて解説したいと思います。 

1.スルー・ザ・グリーンとは?

View Of Golf Course

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「スルー・ザ・グリーン」という用語を聞いた事がありますか?スルー・ザ・グリーンという単語からグリーン上のことと勘違いしてしまいそうですが、ティーグラウンド・グリーン・池やバンカーなどのハザードを除いた、主にフェアウェイやラフのことで、林の中なども含まれるコース内のほとんどを占める部分です。(OB杭の外はコース外とされ、スルー・ザ・グリーンには含まれません。)スルー・ザ・グリーンは、ゴルフルールの中で、良く使われる言葉でもあります。

2.スルー・ザ・グリーン6インチプレースとは?

 

ゴルフのルールは様々ありますが、私たちアマチュアがラウンド前にチェックすべきルールは、ゴルフ場で配布されるスコアカードに記載してある「ローカルルール」(ゴルフ場ごとに設定しているルール)です。そのローカルルールの中で良く目にするのは「スルー・ザ・グリーン6インチプレース」ではないでしょうか。

「スルー・ザ・グリーン6インチプレース」とは、スルー・ザ・グリーンの範囲の中で他のプレイヤーが作ったディボット跡などに埋まってしまった時や、木の根元などスイングすることが困難な場合、ホールに近づかない方向にボールから6インチ以内であればプレース(自分の手でボールを置く)できることをいいます。

ドロップではなく、プレースなので6インチの範囲内でボールを置くようにしてください。移動範囲の6インチは15.24センチです。気の効いたスコアカードには6インチの長さを表示しているものもありますが、身近なものでは千円札の長辺が15センチなので移動範囲に悩んだら、千円札を使っても良いと思います。

注意点として「スルー・ザ・グリーン6インチプレース」は、ローカルルールなので正式な競技などでは適用されませんので注意が必要です。また、ローカルルールとはいえ多用することは控えましょう。ゴルフの基本はボールに触れず「あるがままの状態」でプレーすることですので、毎回のように移動してプレーしていれば、同伴者の方から冷ややかな目で見られてしまうかもしれませんよ。また、プレイヤーの中には6インチプレースを良く思っていない方もいますので、スタート前に、同伴者とルールの確認をするとお互い気持ち良くプレーができると思います。

3.良くあるスルー・ザ・グリーンのトラブルと処置法

Woman hitting golf ball

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プレーしていると様々なトラブルに遭遇します。いざトラブルに遭遇した時に、「こういう場合はどうすれば良いんだろう?」と考えてしまうことありますよね。そんなスルー・ザ・グリーン内で良くあるトラブル(特に初心者に起きやすい)と処置法をお伝えします。

素振りをしたら、ボールにクラブが触れてボールが動いてしまった。

1ペナルティ(1罰打)。

インプレーのボールを動かした場合は、1ペナルティで元の位置に戻してプレーする。

カート道でボールが止まってしまった(スタンスがカート道にかかる場合も含む)。

ノーペナルティ(無罰)。

ノーペナルティで、救済のニアレスポイントから1クラブレングス以内(ホールに近づかない所)にドロップして打ち直すことができる。

打ったボールが、木や障害物に当たって跳ね返り自分に当たった。

1ペナルティ(1罰打)。

自分の体にボールが当たると1ペナルティ(自分のゴルフクラブや携帯品に当たっても同様)でそのままプレーできる。

ボールが木の根元にあり、どうしても打つことができない。

アンプレアブルを宣言して処置を受ける。

1ペナルティを加え、次の中から1つを選んで処置しなければならない。

a.初めのボールを最後に打った場所のできるだけ近くでドロップしてプレーする。

b.ホールと、ボールがあった箇所を結んだ線上で、その箇所よりも後方に、ボールをドロップ。この場合には、ボールのあった箇所より後方であればいくら離れても距離に制限はありません。

c.そのボールのあった箇所から2クラブレングス以内で、しかもホールに近づかない所に、ボールをドロップしてプレーする。

ボールが斜面などに止まり、スタンスが不安定なので足場を作ってからショットした。

2ペナルティ(2罰打)。

スタンスを取るときに両足をしっかりと据えることは認められていますが、スタンスの場所を作ってはならない。2ペナルティを加えて、そのままプレーする。

4.まとめ

R&A Singapore Rules Conference

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初心者はもちろんですが、中級者以上の方でも競技に参加しないエンジョイゴルファーの方などは、意外とルールを気にしなかったり、知らないこともあったりします。ゴルフは、ルールやマナーを守ってこそ、楽しくプレーすることができると思います。覚えるべきルールはたくさんありますが、今回の記事は普段のラウンドで多く遭遇する内容ですので、頭に入れておいて楽しくプレーしましょう!

 

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