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ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れる⑳~トップ・プロのいたずらゴルフ・レッスン?!~

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アマチュア・ゴルファーに意外と多いのが、自己流でプレーをされている方。

見た目に少し違和感のある自己流の独特なスイングをされているゴルファーの方達の中に、シングルプレイヤーが多く存在しているのも事実なのでそれを否定するつもりは毛頭ございません。

しかしながら、やはり実力アップの近道の一つはプロのレッスンを受けることであることは間違いありません。どのスポーツでも同じことが言えると思いますが、一般的に頭で考えているように身体はうまく動いてくれないものです。

間違った動きをコーチに見てもらい適切なアドバイスをしてもらった人と、自己流でそれらに気が付かずに過ごしている人とでは短い期間でも大きな差となってしまうことがあります。

トップ・プロも実はティーチング・プロにレッスンを受けているのはご存じですよね?

ラッキーなアマチュア・ゴルファーの中には、さまざまなシチュエーションで現役のスター選手に個人レッスンをしてもらえる人がいます。今回のヨーロピアン・ツアーの企画にも、そんな羨ましいファンの人達がが登場します。

4人のトップ・スター選手!

ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れる第20弾は~トップ・プロのいたずらゴルフ・レッスン?!~をお届いたします!

ヨーロピアン・ツアーのトップ・プロに課せられた指命は「アマチュア・ゴルファーにできる限り馬鹿げたレッスンをしろ!」というものでした!

そんなラッキー(?)なアマチュア・ゴルファーがレッスンをしてもらったスター選手はこの4人!

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パドレイグ・ハリントン/Padraig Harrington 選手
アイルランド出身、46歳。日本のファンの方の中にも2006年ダンロップ・フェニックス・トーナメントでタイガー・ウッズ選手にプレーオフで勝利したハリントン選手の勇姿を覚えている方もたくさんいることでしょう。
メジャー3勝のベテラン選手。

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イアン・ポールター/Ian Poulter選手
イングランド出身、42歳。こちらもダンロップ・フェニックス・オープン・トーナメントで2007年に優勝経験のある本シリーズでもお馴染みのスター選手。普段がクールなだけに、ファンも騙されやすいかも?!

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リー・ウエストウッド/Lee Westwood選手
イングランド出身、45歳。
ツアー30勝の実力派。こちらも三井住友VISA太平洋マスターズで1996年から3年連続で優勝しているので、日本にも多くのファンを持つベテラン。あまりジョークは得意な方ではないウエストウッド選手の渾身のいたずらとは?!

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マルティン・カイマー/Martin Kaymer選手
ドイツ出身、33歳。メジャー2勝。精悍なマスクと184cmの長身でヨーロピアン・ツアーでも人気の選手。まじめな性格から繰り出される渾身のいたずらレッスンは、さすがに説得力があります!

トップ・プロのいたずらゴルフ・レッスン?!

それでは彼らがどんないたずらレッスンをしたのか抜粋してご紹介いたします。

=練習前の準備編=

ポールター選手:プレー前のストレッチはとても大切です。まずは。ジャンプしている間に腕を2階ぐるぐる回してみてください!

ウエストウッド選手:クラブを越しに当てて、前、後ろ、前、後ろ、そうそう!その調子!

カイマー選手:ラウンド前に目のストレッチはしてますか?え?してない?じゃあ教えましょう。目を大きく開けて眉毛を上下に10回くらい上げ下ろしをしてみてくらださい。

次は指の運動です。親指をできるだけ早く他の指とタッチさせて!これも10回繰り返して、できたら一緒にさっきの目のストレッチもしてくださいね!

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=おもしろレッスン実践編=

ハリントン選手:まだなにもしないでね!(草を取りに行く)これでボールを隠して、さあどうぞ!
女性ゴルファー:な、なんで草をボールに乗せたりするの?
ハリントン選手:だって、ボールが見えなくなるでしょ!
※もはや会話になっていません!

ウエストウッド選手:インパクトのときにブシューっと息を吐き出しながら打ってください。
男性ゴルファー:シュ!(スイングと一緒に息を吐き出す)
ウエストウッド選手:だめだめ、そんな少しじゃ意味ないよ!

ハリントン選手:ボールを打つときに唸るように息を吐き出して。こう、うーん、ムン!う~ん、ムン!
女性ゴルファー:うーん、ムン!
ハリントン選手:そうそうその調子!よくなってきたよ!やってみてどう?
女性ゴルファー:感じは悪くないけど、ぜんぜんボールに当たらないじゃないのよ!

ポールター選手:片手でクラブを持って、インパクトポジションでクラブを放してみて。こういう感じ、ぽいっ!(クラブを放り投げる)
女性ゴルファー:オー・マイ(ゴッド)!
ポールター選手:大丈夫、大丈夫。とにかくやってみてよう!
女性ゴルファー:えい!(クラブを投げる)
ポールター選手:クラブを投げた時の気分はどうだい?最高だろ?!

カイマー選手:次は「右膝スイング」という練習方法を教えますね。こうやってボールを打った後に右膝を腰の高さまで上げて、できればそのポジションで膝を上げたままキープしてみて!(男性のスイングを見て)少し右足が遅いね。もう一回!よーし次は目隠しレッスンだ!

ハリントン選手:さあ、集中して草のなかにあるボールをイメージして打つんだ!そう!ナイスショット!俺ってすごいだろ?メジャーで3勝してるんだぜ!

さて、実際のゴルフ・レッスンはどんな空気になっているのでしょうか?

まとめ

最後はご協力いただいた皆様にネタばらしをして、どっきり企画は終了となりました!

ポールター選手:クラブを投げろなんて、俺が言うわけないだろ!

カルマー選手:膝を上げて打ったことなんてないよ!

ハリントン選手:僕はあなたに最悪のアドバイスをしたんだよ!

ウエストウッド選手:僕を叱らないでね!

これだけ変なゴルフ・レッスンでも先生が有名なトップ・プロだと誰も疑うことなく一生懸命プレーしていましたね。

トップ・プロとの愉快なひとときは、レッスンとしては意味のないものでしたが、彼らの人生にとって忘れることのできない素敵な思い出になったことでしょう。

個人的にはハリントン選手考案の草でボールを隠すという練習がなんとなく効果があったところが少し気になりました。

こんどやってみようかな。

(完)

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