スコアを上げたいならミート率を上げるべき!
最近ポッコリと出てきたおなかを眺め、テレビCMで流れている「結果にコミットする!」ってダイエット法が気になっています。
いままで成功しないダイエットを経験していると、「大事なことは目標に達すること」って思っちゃいますね。
そこで、今回は結果が報われない努力は意味がないと考えるゴルファーのために「結果にコミットできる!」ゴルフ上達法をご紹介します。(……効果がなかったらゴメンナサイ)
練習しなければ上手くはならない
巷にあふれるレッスン書やDVDでは、「これであなたも100を切れる」とか「誰でもシングルになれる」なんて具体的な目標を設定していますね。
いくらなんでも英語教材じゃないんだから「見てるだけ・聴いてるだけ」で上手になることはありませんが、練習をするうえでは十分なヒントをもらえる内容になっているはずです。
上達するために大事なことは「練習しなければ上手くはならない」ことを理解することです。
一定の経験があればご存じでしょうが、ゴルフを続けていたら必ず100打を切ることができますし、90打も切れるはずです。
つまりレッスン書がなくてもその目標は達成できると思った方がいいわけです。
ただし練習方法が正しくなければ、達成するまでに10年20年とかかるかもしれません。
遠回りせずに上手になるにはレッスン教本の活用は効果があると思いますが、とにかく「練習が上達の第一歩」であることは間違いがありません。
「上手い!」の基準って?
ゴルフを続けていると、いずれ85打前後でラウンドできるようになるはずです。コースレートを考慮せずに85打でラウンドできればハンディキャップは13(=72-85)になり、レギュラーティのコースレートが69であれば、ハンディキャップ16(=13+72-69)~17くらいになります。
ハンディキャップは複数のスコアから算出しますから、ハンディキャップ17~18くらいになると、一度くらいは85打以内を出した経験があると思います。ですから個人の差はあっても90打を切るのはそんなに難しいことじゃないことになります。
「えー!」って思った人もいるかもしれません。
でもゴルフを続けているだけで、いずれ上手になるのには理由があります。何度もスイングしていることでミスショットが減り、アプローチが上手になって拾うゴルフができるようになります。
ほかにもたくさんの理由はありますが、リカバリーできる技術が身についていくから大叩きをしなくなっていくのです。
爆発的な飛距離や神がかり的なロングパットができなくてもいいのです。
正確なショットが打てて、寄せで拾うことができ、ミスを最小限にとどめることができれば、良いスコアで回ることはできるようになります。
ミート率をあげる練習法
確実なゴルフ、いわゆる拾うゴルフの域に到達するために大切なことは経験値です。ですが早く身につけようと思うならミート率をあげる練習方法をするべきです。
毎回確実にミートができれば、ダフったりトップをしたり、まして空振りするようなことはなく、ムラのないプレイができることになります。
そもそもゴルフで「ミートする」ということは、フェイスでしっかりボールを捉えることです。
10回中10回これができるようになれば、格段に上達するだけでなく他の技術も覚えられるようになり、さらにプレイの幅も広がってきます。
そこでミート率をあげるための簡単な練習法をお伝えします。
練習法はいたって簡単です。室内でも屋外でも構いませんが、足元に段差があるところにしてください。
まず、通常のスタンスをとります。そしてその際、段差部分に右足の外側をピッタリ当てましょう。
これで下半身の「ブレ」や上半身の「流れ」、本来とらなければならない回転する腰と肩のポジションなどが分かります。
あとはクラブを持たず、仮想のバックスイングをしてみましょう。身体がぶれることなく、軸を中心に身体が回転し、腰の回転や膝の流れを気にすることなくテイクバックができるはずです。
最初は窮屈かもしれませんが、それは普段の練習スイングがブレていた証拠。ゆっくりとテイクバックをしてトップの位置までグリップをあげて身体に覚えさせましょう。
上体や下半身がブレなければヘッドは構えた箇所に戻ってきます。なにも考えずただテイクバックをして身体に覚えさせるだけで、ミート率が上がるスイングができるようになります。
結果にコミットする・・・とまでは言えませんが、上達のヒントには確実になるはずです。
まずはお試しあれ。