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ハッピーな初めてのコースデビューに!初心者にオススメのコースや条件

ゴルフ練習場で打ちっ放しの練習を重ねて、空振りをしなくなり、ドライバーでボールを前に飛ばせるようになったら、いよいよコースデビューしてみたい気持ちが上がってくる頃といえます。

同伴してくれる上級者とよく相談して、初心者に適したゴルフ場、設備やスタイルなどを選んで、無理のない初ラウンドを思う存分に楽しみましょう。

今回は、ハッピーなコースデビューにするために、初心者にオススメしたいコースや条件についてお話ししたいと思います。

初心者にやさしいコースを選ぶ

ゴルフ場の難易度は、それぞれに定められたコースレート(ハンディキャップ0のスクラッチプレーヤーが、どのくらいのスコアで回れるかという目安の指数)が、ひとつの指標になります。
この数字が小さいほど易しいゴルフ場と想定され、パー72のコースで69であれば比較的易しく、75になると難しいコースといえるようです。

とはいえ、これだけで初心者向けのゴルフ場を選ぶのは、少々難しいといえます。

実際のコースは、自然の地形を活かした作りになっているので、当然のことながらスタンスの目印になる線もなければ、つま先上がり、つま先下がり、左足上がり、左足下がりなど、いろんなライ(球が置かれている場所の状態)に対応して打つ状況におかれます。

これまで、平坦なマットの上で打ちっ放し練習していただけなので、芝生の上というだけでも、足元の感覚や身体の動きに違和感を覚えることになります。(それが楽しいとも言えますが…。)

コースデビューの初心者には
・フェアウェイが広くフラットであること
・池や谷越えのショットが少ないこと
・あごの高いバンカー(深い砂の窪地)が少ないこと
・砲台グリーン(フェアウェイより一段高く盛り上がったグリーン)が少ないこと
・距離が短いこと
も、見逃せない条件といえそうです。

OBを気にして萎縮してしまったり、バンカー(砂の窪地)や池、林などがあると、視覚的にもプレッシャーを感じて、のびのびしたプレーができにくくなってしまいます。

技術的な面でフォローできない状況が重なると、辛いデビューになるだけなので。。
大げさに言えば、転がすだけでボールがグリーンに乗るできるだけ少ない打数でホールアウトできるような、やさしいコースを選ぶこともオススメです。

スタート間隔に余裕があるコース

再三お話ししていますが、プレーファーストはラウンド中に守りたいマナー第1位といえます。

ゴルフ場のスタート時間は、たいてい6分~8分間隔で1組ずつスタートします。
仮に6分間隔でスタートが決まっている場合、4人1組で回っていれば、ティーショットに2分、2打目地点までの移動に2分、全員が2打目を打ち終わるまで2分、(3打目地点に移動し始め、オナーの最高飛距離以上に離れたら、後続組のスタート)という流れです。

単純計算では、ショットにかけられる時間はひとり当たり30秒ですが、初心者の場合は、飛距離が短いことや紛失球なども予測されるので、1打に30秒はかけられないことが想定されます。

となると、6分間隔のスタートでは少し厳しいことが予測できます。
7分~8分間隔を空けてスタートできるコースで、気持ちに余裕を持ちながらも、必要以上に時間をかけず、テキパキと行動してプレーファーストを心がけましょう。

予約するときの条件

初心者のコースデビューの際には、キャディー付きでプレーすることが断然お勧めです。
そのコースの隅々までを把握しているキャディーさんがついていれば、プレーファーストな進行をサポートしてくれますし、マナーやルールなど熟知しているので、何事もスムースに進められる心強い味方です。

初心者でなくても、初めてのコースであればそのコースの攻略法をガイドしてくれるので、スコアメイクにも役立ちますよ。

やむを得ずセルフプレーで、という場合は、リモコン付きカートも利用価値が高いものといえます。

例えば、同伴者が全員、カート道から離れた方角へ打ち込んでしまった場合、ショットの後にカートへ戻って移動させるのは時間のロスになってしまい、案外侮れません。
プレーフィーが安いから予約して行ってみたら、すべて手動式のカートだった…ということもあるので、チェックしてから予約を入れるようにしてみましょう。

もうひとつ、予約の際最終組にしてもらうのも有効です。
スロープレーで後続組を待たせることになると、どうしてもバタバタと慌ただしく落ち着かないプレーになりがちです。必要以上に時間をかけていいというわけではありませんが、2時間~2時間15分以内で回るための手段と捉えて、テキパキとプレーしてみましょう。

記念すべき初同伴者の選び方

ひとりは必ず、上級者に同伴してもらうことをお願いして、マナーやルールをしっかり教えてもらいましょう。
もうひとりは、ハンデがシングルとまでは言わなくても、ある程度ゴルフ経験が豊富な人
4人1組で回る場合、初心者は2人までと決めて、ラウンドに臨みましょう。

通常4人1組で回るのが一般的ですが、初めてのラウンドでは、2サム(2人組)か3サム(3人組)で回ることもお勧めです。人数が少ない分、時間的負担がかからないので、初心者にとっても心理的ストレスがかからず、落ち着いて回れることがメリットといえます。

だからといって、基本は4人1組で回るのですから、1打1打に時間をかけるのではなく、テンポよくプレーすることを心がけましょう。
あくまでプレーファーストであることをお忘れなく。

ハーフプレーを体験してみる

18ホールのラウンドは、通常午前中にハーフ(9ホール)、昼食をはさんで午後にハーフを回ります。基本は1日がかりというわけですが、丸1日をかけて18ホールやり切ることや体力に自信がない人などは、ハーフプレーが可能なゴルフ場もあります。

本コースでのラウンドなので、距離の長いホールを体験できるメリットがありつつ、ハーフの2時間だけを気楽に体験してみる、というのも手段のひとつです。

これと同様に、ショートコースも効果大です。
ショートコースは、すべてパー3で9ホール程度を回れます。バンカー、池、林、砲台グリーンなどもあるので、1ホールの距離が短いだけのミニ版コースといえます。

実際に芝生の上から打ち、ボールを少しずつターゲットに近づけ、最終的にカップに入れるまでのプロセス、マナーやルールなどを体得することができて、本コースでプレーするための基礎知識が身につけられます
1ホールが短い分時間もかからず、気軽に回れるのもメリットといえるでしょう。

「立っているところが平らじゃない」「どちらを向いて構えているか分からない」
これまで、練習場の平らなマットの上でしか打っていないのだから、コースに出て初めてのラウンドでは、誰しもそんな違和感が出てくるのが当然のことといえます。
自然の地形を活かした地面に立ち、初めて芝生の上で打つショットが最初から上手くいく可能性は、なかなか低いものです。

同伴者も初心者が上手く打てる期待などしていないはずなので、どんと構えて、ハーフで70を切れたら万々歳!くらいに割り切って励みましょう。
せっかくコースに来たのですから、ロストボールを怖がって恐る恐る振るのではなく、落ち着いて思いっきり振りぬいてしまえばいいのです。

今日一番のナイスショットが1本でも出れば、嬉しくて楽しくてハッピーになりますから!

不安や心配が強く多かった人ほど、1日ラウンドして何かを克服した達成感を得るものです。
ハッピーなコースデビューを実現して、次のラウンドや練習への意欲につなげましょう!

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