スタンスは傾斜に合わせ、上体を垂直にして左足を引く!
スタンスは傾斜に合わせ、上体を垂直にして左足を引く!
左足上りのアプローチでは下半身は傾斜なりに立ち、上半身は垂直に構えることが大切です。グリーンまで比較的近い小さなスイングのショットや、微妙な傾斜であれば、このアドレスの姿勢がとれれば、あとはアドレスなりにスイングするだけで構いません。
グリーンまでの距離が少し遠く振り幅が大きくなったり、傾斜が大きくなったりすると、左足が高い位置にあるので振り抜きが悪くなります。インパクト後に窮屈さを感じるようであれば、オープンスタンスに構える必要があります。
オープンスタンスを作るときに大切なのが、最初にスクエアに構えたところから、胸の向きを変えずに左足を後方に引くことです。オープンスタンスを作るときに、上体も開いてしまうと、打球が左に出たり、スイングやフェースの向きで打ち出し方向を調整しなければならなくなり、複雑なスイングになってしまいます。
上体の姿勢は平地と同じ。下半身だけで傾斜に対応する!
左足上がりでは、胸を水平に保つことが大切です。下半身は傾斜なりに立ち、股関節を柔らかく使って傾斜を受け止めましょう。
体が傾斜に垂直になるように立ってしまうと、重心のバランスを保つために下半身に力みが生じ、股関節が使えなくなって手打ちになってしまうので注意しましょう。
振り抜きの悪さがミスを引き起こす!
振り幅を大きくしたり、傾斜が強くなると、インパクト後に左足が邪魔で振り抜きが悪くなります。そのまま手でクラブをコントロールしようとすると、さまざまなミスが起こるので注意しましょう。