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分かりやすい!あなたに合ったウェッジの選び方

ゴルフのスコアに大きく影響を与えるのは、ショートゲームですね。特に初心者は、100ヤード以内で距離を合わせるのにとても苦労します。このショートゲームで威力を発揮するのがウェッジというクラブです。

ウェッジは、100ヤード以内の短い距離やグリーン回りでのアプローチ、バンカーショットなどで使用するクラブです。正確な距離の打ち分けや、狙ったところへ転がしたり、目標の近くへ正確に止めるなど様々な用途が求められます。そのため、ロフト角やバウンス角、ソール形状が大事になります。

今回は、ウェッジについて、種類や選び方を紹介したいと思います。

ウェッジについて

ウェッジのロフト

ウェッジには、ロフトによってPW(ピッチングウェッジ)・AW(アプローチウェッジ)・SW(サンドウェッジ)・LW(ロブウェッジ)があります。

ウェッジのバウンス

バウンスとはクラブのシャフトを垂直にした時にリーディングエッジからソールが地面方向に張り出している角度のことです。バウンスは、弾むという意味で地面や砂に打ち込んだ際に潜りすぎることを防ぐ役割があります。

ウェッジは、このバウンスの角度の大きさによって、用途や使い勝手が変わってきます。バウンスを理解して、上手に使うことがウェッジを使いこなすことにつながります。

ウェッジの選び方

ウェッジの本数を決めましょう

あなたは、セットの中にウェッジを何本入れますか?
ウェッジを複数本いれるメリットは、同じ打ち方をして、ボールの高さや距離を変えることができるということです。

複数本のウェッジを入れることで容易に距離を打ち分けることができるようになります。1本のウェッジで振り幅や、フェイスの開き方によって距離を打ち分けるより、ウェッジのロフトを利用して打ち分けた方がとても簡単で迷うことがありません。

PWを含めて3本から4本のウェッジを入れてみましょう。

ロフト角の決め方

一般的にウェッジのロフト角は2度刻みになっています。入れるウェッジのロフト間隔が均等になるように選びましょう。アイアンセットのほとんどは、4番からPWの7本、または、5番からPWの6本が入っています。まずは、PWのロフトを基準にAW以降のウェッジを決めましょう。

ロフトが4度かわると距離にして10ヤード違うとされています。ウェッジのロフト間を4度から6度刻みでセッティングするといいでしょう。

おすすめのロフト角

また、自分の自信のない距離や逆に得意距離に合わせてセッティングするのもいいでしょう。52度で100ヤードが得意距離であれば52度を中心にその前後を考えてみましょう。

また、70ヤードなど中途半端な距離が苦手あれば、70ヤードを打てるロフトを中心に前後のクラブを考えてみるとショートゲームが楽になるでしょう。

バウンス角の決め方

バウンスはスイングタイプにも大きく影響します。レベルブローにスイングする人は小さめのバウンス、ダウンブローの人は大きめのバウンスが合います。

バウンス角は、大きいほど地面に刺さりにくくなり、ダフっても滑るようになります。アプローチで地面にヘッドが刺さるザックリやダフることが多い人は、バウンス角が大きいものを選ぶとミスが少なくなります。

ウェッジのソール

ウェッジを選ぶ時は、フェイスではなくソールを注意するようにしましょう。自分のスイングに合っていないソールを選ぶと簡単に打てるショットもミスになってしまう可能性があります。

上級者には、自分に合わせてソールを削る人もいます。ウェッジのバウンスを上手く使うことができるのもソールの形状がスイング合っているからなのです。

同じメーカーで同じモデルのものでもソールが違うものが選べるようになっています。自分のスイングに合わせたソールを選ぶようにしましょう。

ウェッジのシャフト

ウェッジは、シャフトにもこだわりましょう。ウェッジは、フルショットだけでなくコントロールショットも重要視されるクラブです。そのためには、ヘッドを感じやすくすることが大切になります。

ウェッジのシャフトは、アイアンと同じかアイアンよりも重くて軟らかめのシャフトにしましょう。そうすることで打ち急ぎを防ぎ、ヘッドを感じて打つことができます。

ウェッジ専用シャフトには、スピンがかかりやすいもの、打ち出し角が安定するものなど多くのモノがあります。重さと硬さに注意してシャフトにもこだわってみましょう。

おすすめウェッジ

多くの種類のウェッジがラインナップされています。その中で、上達を目指す初心者から上級者までが使用することができるおすすめなウェッジを紹介します。

1.キャロウェイマックダディ4ウェッジ

以前のモデルよりスピン性能が向上しています。ソール形状も4種類から選ぶことができ幅広いゴルファーが使用することができます。軟鉄鍛造のソフトな打感でボールが吸い付くような感じで打つことができます。

2.タイトリストスピンミルド7

テクニックを活かしたい人からオートマチックに打っていきたい人まで自分のスタイルに合わせたロフト角、バウンス角、ソール形状を選ぶことができます。ボールがフェイスにのっているような感覚でコントロールすることができます。

3.テーラーメイド ミルドグラインドウェッジ

CNCミルド製法により、ツアープロと同じレベルの物を使うことができます。打感もソフトで安定したショットを打つことできます。多彩なショットを打ちたい場合でも安定したスピン性能で、思い通りに打つことが可能です。

4.本間ゴルフ TW-W3ウェッジ

大きめのフェイスで安心してショットすることができます。フェイスを開いても、そのままでも安定したショットが可能です。ウェッジ専用のカーボンシャフトからスチールシャフトまで選ぶことができ自分のセッティングにあわせて選ぶことができます。

5.フォーティーンFHフォージドV1

新重心設計によりヘッドの安定感が高く、どのような場面からでも正確に打つことできます。ウェッジ専用シャフトにより振りやすさと使いやすさを追求したモデルです。フルショットからチップショットまで多彩な場面で活用することができます。

まとめ

これまでは、1本のウェッジで振り幅やフェイスの開き具合で距離を打ち分けていたプロでも、最近は50~60ヤードを同じ打ち方で打つために複数本のウェッジを入れるようになっています。ハーフショットなどで距離を出すよりロフト角を生かし、同じスイングで距離間を打ち分ける方が簡単なのです。

自分のプレースタイルに合わせて14本のセッティングを考えゴルフを楽しみましょう。

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