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日本女子オープンゴルフ選手権競技【2015】の結果|女子ゴルフ 結果速報・ランキング等

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第48回日本女子オープンゴルフ選手権競技

2015年度LPGAツアー公式戦となる第29戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が、10月1日(木)から10月4日(日)の4日間、石川県加賀市の片山津ゴルフ倶楽部・白山コースで行われました。

【試合結果】
優勝:チョン・インジ

スコア:通算 -2 (1R:71 2R:73 3R:71 4R:71)

選手紹介:1994年8月10日生まれの21歳・韓国出身。高麗大学3年の現役女子大生。大学ではグローバルスポーツを専攻し、心理学や運動力学を学ぶ。2012年にプロ転向。韓国ツアーでは、2013年の韓国女子オープンで初優勝を飾り、2015年7月までに通算8勝をあげている。日本ツアーでは15年5月に行われた公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初出場・初優勝を飾る。愛称は「ダンボ」。

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今大会の見所(ハイライト)

秋の北陸で開催された、国内女子ツアーの今季メジャー3戦目。
狭いフェアウェイ、砲台グリーンの難コースは、メジャー仕様のハードなセッティングに加えて、強烈な海風に悩まされる4日間となりました。

1日目、午前中からの風と、午後には雨となる荒天。難コンディションの中でのスタートとなりました。

初日にアンダーパーとしたのは、120名の出場選手中7名のみ。なかでも、米女子ツアーで活躍する実力者、ユ・ソヨンが68と、唯一70を切るスコアをマーク。
世界ランク4位の貫録を見せ、首位発進します。

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初日と一転、穏やかな晴天に恵まれた2日目。

プロ2年目の19歳、柏原明日架(かしわばら あすか)が、単独2位に上がってきます。
168cmの長身を活かしたのびのびとしたスイング、強気のパッティングで攻めるプレーが、今季ステップ・アップ・ツアーで幾度となく優勝争いを展開してきた、経験値を感じさせます。

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今季、序盤から腰痛に悩まされる香妻琴乃(こうづま ことの)は、後半戦以降、本来のプレースタイルを取り戻しつつ、この日はスコアを2つ伸ばし、単独3位で上位争いに食い込みます。

そして、今季賞金ランク1位を快走するイ・ボミが、前日21位タイから4位タイへと躍進。当然のように優勝争いに顔をだします。

ディフェンディングチャンピオンのテレサ・ルーは、思い通りのプレーとはいかず、9オーバーの71位タイと沈み、予選落ちとなってしまいました。

120名中61名が予選突破、4日間の闘いを折り返します。

3日目、強烈な海風でタフなコンディションとなります。
この日、アンダーパーをマークしたのは、たったの3人。チョン・インジ、大山志保(おおやま しほ)が1アンダーとしたのに対し、菊地絵理香(きくち えりか)は5アンダーと、驚異的なスコアを叩きだして、首位に躍り出ます。

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前日、好調さを見せて2位で最終組を回る柏原は、この日の最難ホール3番で唯一、バーディを決めて勢いづきます。
単独2位を堅守して、自身初の最終日最終組をメジャーの舞台で迎えます。

4日目、北寄りの強風が後半にかけてさらに強まり、選手たちを苦しめます。

アマチュアの勝みなみ(かつ みなみ)は、この日最難ホールとされた18番で、あごの高いバンカーからカップに一直線の見事なチップインバーディ。ここまでの44人中、初めてバーディを奪います。

通算3オーバーの11位タイでフィニッシュして、前週に続いてのローアマ。そして史上6人目となる、日本女子アマチュア、日本ジュニア、日本女子オープンでのローアマチュア3冠を手にしました。

幾多のピンチもなんとか凌いで耐えるプレーを見せた香妻ですが、17番のショートホール。ティーショットが強風に押されて池に落ちてしまいます。
最後に境界線を横切った地点から、ホールに近づかない2クラブレングス以内(池の手前)にドロップする、ラテラルウォーターハザードのルールを適用しての3打目。結果、スコアを2つ落として6位タイへ後退します。

イ・ボミは、最難18ホールで難しいパットを決めてバーディフィニッシュ。一歩及ばず4位タイのフィニッシュでしたが、ショットの感覚も素晴らしく、次週以降の闘いに期待が高まります。

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ここまで健闘を見せる柏原は、1番、5番でバーディを決めて、単独トップに立ちます。後半に入ってパッティングの距離感もよく、10番で1つ落としても11番の2打目、スーパーショットでピンデッドにつけ、すぐに取り返して首位に並びます。

17番で風に乗ってティーショットが池に落ちてしまい、痛恨のトリプルボギー。しかし続く18番では、バンカーショットをナイスリカバリ―して、パーで上がります。
1ホールごとに上手く気持ちを切り替えて、メリハリのある内容が見られたように思います。

今季、自身最高位の4位でフィニッシュ。キリリと自信に満ちた表情が印象的で、今後が楽しみな若手選手のひとりではないでしょうか。

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単独首位で最終日を迎え、2勝目に王手をかけた菊地は、序盤からパーがつづき我慢のゴルフとなります。スコアを1つ落として迎えた最終18番。パーパットを決めれば優勝というところ、これを外してボギー。2アンダーとして、この日ジワリジワリとスコアを伸ばしてきたチョン・インジ、李美香(イ・ミヒャン)と並び、難しい18番ホールの繰り返しで行われるプレーオフへ。

三つ巴のプレーオフ

1ホール目、2ホール目は、3者パーで一歩も譲りません。

3ホール目、ラフから打った李の3打目はグリーン奥へ。返しのパットがピンの真横を通り抜けてパーならず。
チョン・インジ、菊地がパーパットを決めたところで、まずは李が脱落します。

辺りも薄暗くなり、肌寒さを感じる4ホール目。175cmのチョン・インジから放たれたティーショットは、3ホール目とほぼ同位置の狭いフェアウェイど真ん中。対する菊地は右へ大きく曲げ、2打目、3打目をバンカーへ。4オンした2.5メートルのボギーパットを決めれば5ホール目に突入となるところ、これを外して万事休す。

終始落ち着いたプレーで、柔和な表情が変わらないチョン・インジが、日本ツアーでの2勝目を手繰り寄せました。
そして、宮里藍が持っていた国内公式戦2勝達成時の最年少記録は、「21歳83日」から「21歳55日」へと塗り替えられました。

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大健闘した菊地は2位に終わりましたが、本大会で自信をつけてまたひと回り大きく成長したように思います。
賞金ランク3位と、現在の日本人選手最上位に返り咲き、終盤戦に向けての活躍をおおいに期待しています!

次回の女子ツアー情報と「みどころ」―ぼびじょん子の視点

大会名称:スタンレーレディスゴルフトーナメント【2015】
日程:2015年10月9日(金)~10月11日(日)
会場:東名カントリークラブ(静岡県) / 6,583Yards Par72(36,36)
賞金総額:¥90,000,000

次週は、「スタンレーレディスゴルフトーナメント」(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)が開催されます。

富士山を望む、打ち上げ、打ち下ろし、谷越え、池越えなど、変化に富んだ戦略性の高い丘陵コース。コースセッティングでは、フェアウェイを狭く、ラフは伸ばしているとのこと。
キャディーバッグに入れた14本のクラブを総動員して、18ホールを戦い抜く、選手の総合力が試される展開が予想されます。
頭と技術を駆使して攻略するのはだれか。優勝争い、賞金シード獲得への目論見なども相まって、ツアー終盤の白熱したゲームが期待できそうです。

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