アダム・スコットがユニクロとグローバルブランドアンバサダー契約を締結してから、まもなく3年が経とうとしています。

2013年4月、契約が発表された直後に開催された第77回マスターズトーナメント。胸に「UNIQLO」のロゴ入りポロシャツを着用し、雨の中、アンヘル・カブレラとのプレーオフを制し見事チャンピオンに輝いたのが、ついこの間のことのように思い出されます。

ユニクロの先見の明が凄い!と話題になりましたね。



そんなアダム・スコットが、ユニクロとタッグを組んで最近どんな活動を行っているのかを追ってみました。

 

アダム・スコットのプロフィール



生年月日:1980年7月16日(35歳)
出身地:オーストラリア アデレード
身長:183cm
体重:82kg
プロ転向:2000年
PGAツアー:通算11勝、うちメジャー1勝
ヨーロピアンツアー:通算9勝
その他:通算12勝

2001年1月にヨーロピアンツアー「アルフレッド・ダンヒル選手権」でプロ初勝利。その後同ツアーで4勝を挙げたのち、2003年9月の「ドイツバンク選手権」でPGAツアー初優勝を飾ります。

メジャー大会でもたびたびトップ10入りし、2011年マスターズでは2位タイ。2012年全英オープンではもう少しで勝利に手が届くところまで来ていたのに、上がりで4連続ボギーを叩き自滅。アーニー・エルスに優勝を譲ってしまいました。

翌2013年、オーストラリア勢初のマスターズタイトルを手中に収め、2014年にはついに世界ランク1位まで登りつめました。

プライベートでは2014年4月にスウェーデン人のマリー・コイサーさんと結婚し、2015年2月に長女が誕生しています。

ユニクロ グローバルブランドアンバサダーとは?

ユニクロの「グローバルブランドアンバサダー」契約とは、単にユニクロのウェアを着用して試合でプレーする事にとどまらず、同社が行う様々な社会貢献活動への参加も意味しています。

これまでに国枝慎吾(プロ車いすテニス選手)、錦織圭(プロテニス選手)、ノバク・ジョコビッチ(プロテニス選手)が名を連ねていましたが、プロゴルファーではアダム・スコットが初の契約選手となりました。

もともとチャリティー活動や社会貢献活動に積極的で、2005年には「アダムスコット基金」を設立し、子供たちへの教育その他を支援してきたスコット。ユニクロとお互いに共感しあえるところがあったようです。

今、ユニクロでは「1000万着のHELP」キャンペーンが行われています。全国の店頭にあるボックスに、不要になったユニクロ及びジーユーの服を入れると、世界中の難民の方々に届けられる、というもの。

スコットもこのキャンペーンに参加し、自分の服をボックスの中に入れ、呼びかけを行っています。

ユニクロとのウエア共同開発

ユニクロでスコットを起用したからといって、専用のゴルフウェアを開発したわけではありません。タウンウェアとして普通に着られているものをトップアスリートも着用する、という形をとっているのです。

2014年にスコットとユニクロが共同開発した「ドライストレッチパンツ」も、ゴルフはもちろん、ビジネスシーンやカジュアルシーンでも着られるように作られています。機能性だけでなくファッション性にもこだわった商品で、毎年少しずつ改良が加えられ、進化を続けています。



2016年モデルの価格は、3,990円(税別)とリーズナブル。高いものでなくても、良いものは良い。動きやすい・快適である・そのうえ着まわしがきく服だなんて、庶民には大変ありがたいです。

2015年秋にユニクロ公式サイト内で公開された特集ページでは、スコットが着こなす秋冬のゴルフスタイルが4パターン紹介されています。

ADAM SCOTT×UNIQLO GOLF STYLE

プレー中のウェアも行き帰りのジャケット&シャツスタイルも、何から何までユニクロで揃ってしまうんですね!

またこちらの動画では、スコットがウェア開発に携わる様子や、美麗なスイングのスローが見られます。ぜひご覧になってみてください。

2度の日本オープンゴルフ選手権出場

アダム・スコットといえば、日本オープンゴルフ選手権を思い出す方も多いのではないでしょうか?

2014年・2015年と2年連続で出場し、獲得賞金を全額、日本のジュニアやアマチュアゴルファー育成のために寄付したナイスガイとして、我々日本人の心に深い印象を残しました。

その金額は以下の通り。
2014年:38位タイ 115万円
2015年:7位タイ 520万円

スコットは「ナショナルオープン」の意義についても語り、日本のこれからのゴルフ界のことを考え、松山英樹や石川遼、岩田寛らをこの試合に連れてきたいと述べています。

3年連続の来日はあるのでしょうか?楽しみです。

まとめ

アダム・スコットのマスターズ制覇は、長尺パター使用者初のメジャー制覇でもありました。2016年からアンカリングが禁止になり、スコットもパターの変更を余儀なくされ、昨年から試行錯誤を重ねています。

2015シーズンは優勝がありませんでしたが、2016シーズン初めの「CIMBクラシック」では、短尺パターで2位と好成績を挙げています。難しい調整を乗り越え、ますます活躍する姿が見られることでしょう。

ユニクロとともに世界のより良い未来を目指して活動を続ける彼を、今後も応援していきたいと思います。