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ゴルフ場で靴の底が抜けちゃった!久しぶりのゴルフで起こるゴルフ小物たちの劣化事情

  • 2016.01.24

久しぶりのコースでのラウンド予定。ゴルファーなら誰もがウキウキしてしまいますよね。ゴルフ場へ行く前にコースレイアウトを確認したり、スイングチェックしたり、着ていくウェアを選んだりする時間もすべて楽しいものです。

しかし、そんな「お久しぶりゴルファー」には、それ以外にも忘れずにしてほしいことがあります。

それは、“ゴルフ小物劣化チェック”です。具体的にはゴルフシューズやグローブ、ベルト等の服飾小物、そして、ゴルフバッグやヘッドカバー等になります。

普段の生活では使用する機会のないゴルフ小物たちは、出番なく過ごしています。しかし使われることがなくても、実はゆっくりと劣化しているのです。見た目は変化がないように見えるかもしれませんが、久しぶりのゴルフでいざ使おうとすると、見るも無残な劣化状態をさらけ出すことになります。

「お久しぶりゴルファー」は、それに気づかないままコースへ到着してしまいます。コースへ出てしまってから劣化に気づいてもクラブハウスへは戻れませんし、さらに交換もままなりません。

ここでは、実際にゴルフ場でよく起きる「ゴルフ小物劣化事例」をキャディ目線でお伝えしたいと思います。

あなたのゴルフ小物も劣化しているかもしれませんよ。

ゴルフシューズの靴底が外れた!

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夏になると多発する事例です。1ホール2ホールは問題なく歩けていたのに、突然パカッっと靴底の前部分が外れてしまいます。酷い方は靴底全部と、さらに右も左も外れてしまう方もいらっしゃいます。

こうした事態が起こる方は、たいてい車の中に入れっぱなしで保管し、車内の暑さで靴のゴム部分や接着箇所が劣化してしまっているのが原因のようです。そして、ゴルフプレーを続けるうちに、衝撃に耐えきれず壊れてしまうのです。

靴底がパカパカするので、スイングするたびに気になってしまいますし、歩くのも大変です。プレーヤーの方は、恥ずかしい気持ちとともに、プレーどころではなくなってしまいますね。

しかし靴底が外れてしまうケースは、実はゴルフ場ではよくあります。自身がキャディ時代にも、びっくりするほどよくありました。ですから、いつも丈夫な紐を何本かコースへ持参し、靴底が外れたお客様には、靴にグルグル巻きつけて当座をしのいでもらっていました。

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応急処置を施して、どうにかプレーを続行してもらいますが、その後はレンタルシューズを利用したり、クラブハウスへ戻ってからゴルフ場内のショップで新品シューズを購入したりしていただく事になります。これは、ゴルファーにとって非常に痛い突然の出費だと思います。

あなたのゴルフシューズも、実は壊れる寸前なのかも知れません。ゴルフ前日までには家でシューズを履いてみて、違和感がないかチェックしてみてください。

ベルトが切れた!



マンガのような話ですが、実際に起こります。バックルが外れるだけなら問題ありませんが、ベルト部分がブチッと切れてしまうと、もうどうしようもありません。特にゴルフ専用という訳ではないと思いますが、ベルトも劣化するようです。

普段の生活では耐えられても、お腹に力を入れるゴルフでは、ベルトにもいつも以上に負担がかかるので、突然切れてしまうという事が起きてしまいます。パンツがずり落ちてしまうようなことは流石にありませんが、どうにも力が入らなくなり、プレーヤーの方も集中できなくなってしまう方がほとんどです。

このような緊急事態にも、紐が大活躍します。とりあえず縛ることができればプレーを続行できますので、この際見た目は気にしていられません。

ゴルフで使用するベルトは、丈夫なものが一番です。ラウンド前には、お洒落とともに耐久チェックもお忘れなく。

ゴルフキャップやバイザーに付けっぱなしのクリップマーカーが錆びている

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前回のゴルフのあと、キャップやバイザーに付けっぱなしにしていたクリップマーカー。気が付くとクリップの金具部分が錆びていたり、ひどい場合はキャップにサビが付いたりしてしまうことも。

グリーン上のボールをマークするという機能自体は損なわれることはありませんが、サビ付きのマーカーでは、ゴルファーとしての印象があまり良くありません。

帽子を被ってしまうとプレーヤー本人はあまり気にならなくなりますが、キャディや同伴プレーヤーには、非常に目につく場所になります。プレー前日にはキャップやバイザーをチェックして、クリップマーカーにサビがないかも見てくださいね。

ゴルフバッグとヘッドカバーの合皮部分がベタベタ



ゴルフ小物の劣化をみていく中で、もっとも多いのが、ゴルフバッグとヘッドカバーの合皮部分の経年劣化によるベタベタです。これはキャディの立場から申し上げると、クラブハウスに車で到着し、ゴルフバッグを降ろす段階から「やばいなぁ…」と感じます。

ベタベタ部分に触れてしまうと、溶けた合皮がボロボロと剥がれてしまうので、カスのようなものが車の中に落ちてしまいます。さらにゴルフバッグをカートに積み込む段階でも、そこらじゅうにベタベタをまき散らし、さらには隣のバッグにも、このベタベタが付いてしまうのです。

「ゴルフバッグを無造作に放ったらかしにしていた方なのかな」と思いますし、「ゴルフが久しぶりなのかも…」と警戒もします。

同じように合皮のヘッドカバーもベトベトになってしまうと、もう元には戻りません。隣のプレーヤーのヘッドカバーに触れてしまうと汚れてしまいますし、ヘッドカバーを付けたり外したりする作業ごとに、ベトベトのカスが落ちてしまいます。

このように見た目も悪いのはもちろんのこと、他のプレーヤーにも迷惑をかけ、キャディのストレスが溜まるのがゴルフバッグやヘッドカバーの合皮の劣化なのです。

合成皮革の寿命は3~4年程度だそうで、特に空気中の水分を取り込んで、いわゆる「ふやけた」状態になってしまうと、さらに劣化が早まってしまいます。

雨の日のプレー後に、ゴルフバッグを拭くこともなく車に積み込んで帰宅しませんでしたか?ほとんど使用していなくても、湿気が多い場所や車の中に保管していると、合皮素材のゴルフバッグやヘッドカバーはボロボロになっている可能性がありますので、気を付けてください。

久しぶりのゴルフでゴルフバッグを引っ張り出してきたときは、その表面もよくチェックしましょう。ふにゃふにゃ・ベタベタしてきたら危険信号です。

ゴルフバッグは決して安いものではないですが、思っている程には長持ちしないものなのです。筒内部が綺麗なままだと使い続けたくなりますが、同伴者に嫌がられないうちに買い替えることをお勧めします。

まとめ

このようなゴルフ用品や服飾小物などの劣化は、意外と気づかないものです。特に久しぶりのゴルフの場合は、持ち物チェックはしても「悪くなっているかな」とは思わないですよね。

しかし、残念なことにゴルフ場でこのようなゴルフ用品の劣化に気付く「お久しぶりゴルファー」がとても多いのです。

手入れをし、直射日光が当たらない場所で風通し良く保管しておけば、そうしたゴルフ小物たちの寿命を少しは伸ばすことができますし、プレー当日にボロボロになったシューズやゴルフバッグに気付いて焦ることもなくなります。

また、劣化ではないのですが、久しぶりのゴルフで注意したいのが、ホコリやカビです。

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外で行うゴルフは、目に見えない汚れや手垢などで予想以上に汚れています。その状態のまま何カ月も放置してしまうと、カビが発生したり、ホコリがたくさん溜まってしまったりするのです。

稀に、使用済みレインウェアがそのままゴルフバッグに入れっぱなしになっていて、恐ろしい事になっているケースもあります。

ゴルフ場へ行けない時こそ、道具の状態チェックをお忘れなく。

 

この記事を書いたライター

某人気ゴルフコースのキャディとして10年勤務し、自身のゴルフ歴は4半世紀。
自己流ゴルフで悩んでいましたが、レッスンを受けて開眼。
またゴルフが楽しくなってきました。
真面目なゴルファーです。

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