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米ツアー優勝、小平智のセッティングに海外メディアもビックリなワケとは!?

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4月第2週に開催された米国PGAツアー「RBCヘリテイジ」で日本人5人目の米国ツアー優勝を飾った小平智。毎週、米国ツアーでは優勝した選手のセッティングがすぐにネット上で話題になるが、小平のセッティングには米国のゴルフメディアもビックリしたようだ。

11本のプロギアと、3本の他メーカー!

RBC Heritage - Round One

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そもそも米国ツアーで、日本メーカーのクラブを使う選手が優勝すること自体が珍しく、松山英樹の活躍でスリクソンは有名になったが、小平が契約するプロギア自体が海外メディアにとっては新鮮だったようだ。

ちなみに小平の14本のセッティングを見ると、ドライバーやアイアンなど11本がプロギアで、3Wがテーラーメイド、60度のウェッジをフォーティーン、そしてパターにはスコッティキャメロンを使っていた。

注目したいのは3Wの「M2」。今年の米国ツアーではFWで最新モデルの「M4」を使っている選手が多い中で、あえて「M2」を選択。実は小平はプロギア契約となってからも、2016年シーズンにテーラーメイドの「ロケットボールズツアー」を使うなど、テーラーメイドのFWをよく使っていたのだ。

シャフトは06年モデル、1Wから5Wまで同じ重さ

Open Qualifying Series - Mizuno Open Day 4

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ヘッドだけではなく、実はシャフトにも小平流の特徴があった。

小平がドライバー、3番ウッド、5番ウッドで使っているシャフトは、3本とも「ツアーAD クアトロテック75X」という同じモデルであり、3本ともが同じ重量帯になっていたのだ。一般的にドライバーより3Wは10グラム重めにしているツアープロが多いなかで、ドライバーから5番ウッドまで揃えている選手は珍しい。

しかもこの「ツアーAD クアトロテック」が発売されたのは2006年。小平は、2011年に本格的に日本ツアーを戦うようになったが、それ以前の高校時代からドライバーのシャフトにはこの「ツアーAD クアトロテック」を使っていた。ドライバーのシャフトは4〜5年前のモデルを使う人は時々いるが、10年以上前から同じシャフトを愛用している選手は珍しい。

1グラムの誤差に敏感!数十個のヘッドをテスト

2018 Indonesian Masters - Previews

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通常、ツアープロはオフシーズンに新シーズンに向けたクラブのテストを行うが、小平はそのテストでのこだわりが日本でもナンバーワンと言われている。今年のシーズン前にも、數十個のヘッドをテストして、エースドライバーの1本を選んでいる。小平は、1グラムの誤差でも、敏感に反応するほどの繊細なフィーリングを持っている。

実は昨年10月の日本オープン2日目に、小平が使用中のエースドライバーのフェースが割れるアクシデントがあった。トッププロであれば、メーカーのツアーサービスが必ずスペアを用意しているため、試合中はそれで対処をした。正常な使い方をしていたのに、破損したクラブは、ラウンド中であっても、修理や交換ができることが、規則上、認められているからだ。

だが、同じ製品であっても全く同じものにはならない。彼の繊細な感覚を満足させるための新しいエースドライバー探しは、実はこの時から始まっていたのだ。

RBC Heritage - Final Round

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そのエースドライバーが「RBCヘリテージ」では冴え渡った。なんと最終日のフェアウェイキープ率は85.71%で、4日間を通しても75%と全出場者数4位だった。その精度が、米ツアー優勝の快挙につながったのだ。

松山英樹に続き、若き日本の選手がPGAツアーメンバーとなった。今後も、世界が注目する小平のクラブセッティングから目が離せない。

 

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