再び国内ツアーを盛り上げてほしい上田桃子に今期期待!
- 2016.02.26
- 女子ゴルフ
ゴルフに興味のない方も、「上田桃子」という名前は知っている、もしくは有名なゴルファーであることはご存知でしょう。
2007年には賞金女王にも輝きました。そしてオシャレなゴルファーとしても人気がありますね。
そんな上田桃子さんのことを調べてみました。
上田桃子選手の経歴
上田桃子さんは9歳の頃からゴルフをはじめ、翌年には坂田ジュニアゴルフ塾(坂田信弘さん主催)に入門しました。中学時代には、熊日トーナメントジュニア女子の部で2連覇するなど実力の持ち主です。
2005年には、プロテストに一発で合格して、LPGA新人戦の加賀電子カップで優勝しました。桃子さんはプロ3年目となった2007年に史上最年少の賞金女王(21歳156日)になっています。21歳の若さで、獲得賞金は1億6611万円です。
また「2007年最もおしゃれなゴルファーランキング」1位に輝いたこともある、実力も人気もある選手です。まだメジャータイトル未勝利であり無冠ではありますが、コンスタントに成績も残しています。
2008年からはアメリカを中心に戦ってきました。思うように勝利することは出来ずにいましたが、2011年の日米両ツアー兼ねた「ミズノクラシック」を制しました。
苦しんだうえ、4年ぶりとなる米ツアー2勝目は特別だったようで、プレーオフ3ホール目に4メートルのバーディーパットを沈め、ガッツポーズをみせ、最後は涙を浮かべたそうです。
はじめてゴルフをやめようかという考えもあったそうですが、どうしても米国ツアーで勝ちたかった。自信になりましたと笑顔で語りました。2014年から再び日本ツアーに復帰し「CAT Ladies」「樋口久子 森永レディス」で優勝しました。
上田桃子選手の性格は?
上田桃子さんの名前の由来は、生まれたときからお尻が大きかったこと「桃尻」だったからだそうです。「桃尻」は、自身のブログのタイトルにもなっています。
桃子さんは、2007年のテレビ番組で「プロがないスポーツをやる人の気持ちがわからない」というアマチュア競技者を否定するかのような発言でブログが炎上してしまい、自身が謝罪するという騒動がありました。批判するつもりではなく、学生時代に思ったことだったそうです。
いろいろと噂されているそうですが、実は彼女の姉が先天的な障害を持っていて両親が医療費で苦労するのを間近で見ていたので、彼女の「稼ぐ」という心を幼い頃から強くしていたようです。
彼女は、家族を養うために、稼げるスポーツということでゴルフを選びました。やはりプロゴルファーとして活躍するからには、気の強いところは絶対に必要です。たくさんの選手を調べてみて、共通していたのは「負けん気の強さ」でした。
彼女はラウンド中に激しい怒りをみせることもあるそうですが、きっと自分のプレーへの苛立ちだったり、悔しさが表に出てしまうんですね。喜怒哀楽が表に出てしまう、はっきりとした性格のようです。この負けず嫌い、闘争心が強いということが、アスリートとしては大きなことだと思います。裏表がなく、素直な性格なのです。
上田桃子さんは、毎年盲導犬育成のために1000万円近い金額を寄付していたり、大規模土砂災害があった広島県警にショベルカーを寄与したりしているのです。チャリティーにも参加されています。ゴルフは個人の競技です。感情が表に出てしまうので誤解もされがちでしょうが、素晴らしいことですよね。
2015年、開幕前に「年間10勝」と高い目標を掲げていた桃子さんですが、残念ながら未勝利に終わりました。世界ランキングは、55位となりました。
2016年、今季の活躍を期待しています。オシャレなウェアにも注目したいと思います。
上田桃子(うえだももこ)プロフィール
生年月日:1986年6月15日(29歳)
身長:161cm
体重:54kg
血液型:A型
プロ転向:2005年
所属:かんぽ生命保険
得意クラブ:ドライバー
出身地:熊本県
出身高校:東海大学付属第二高等学校