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ジュニアゴルフってどんな感じ?私のジュニア時代について

皆さんは、ゴルフいつから始めましたか?
私がゴルフを初めたのは小学5年生のときです。
ちょうど石川遼プロが話題になる直前に始めました。

その頃から徐々にジュニアゴルフが伸びてきていますよね。
自分の子供にゴルフを始めてほしいなんて思う親も増えてきているのではないでしょうか。

そんな、ジュニアゴルフについて知りたい方に向けて、私の経験とその経験から感じた「ジュニアゴルファーを育てるために大切なこと」を届けたいと思います。

ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください!

大人に交じって始めたゴルフ

まず、私がゴルフを始めたきっかけやどんな練習をしていたかについてざっくりお話していきます。

私が小学生5年生に上がった頃、父がゴルフを始めました。
父の通っていたスクールに付いていき、私もゴルフを始めるようになりました。

そのスクールでは特にジュニア向けにレッスンをしていたわけではありませんでしたが、こころよく受け入れていただき、大人に混じってゴルフを始めました。

レッスンは週に一度2時間程度で、基礎的なスイングからバンカー、パッティングまで幅広く教わることができる設備が揃っていました。

当時は同年代の受講生がいなかったのですが、大人のスイングを常に間近で見ていたのは今思えばいい経験になったのかなと思います。

スクールでは、まずボールにクラブを当てることから始め、徐々に理論も交えて振り方を覚えていきました。
やればやるほど上達を感じることができてとても楽しかったことを覚えています。

ジュニアゴルフで学んだ3つのこと

ジュニアゴルフではゴルフに関してさまざまなことを学びました。
コミュニケーション能力、課題解決力など・・・。
それ以外にもたくさんのことを学び取ることができ、今でもその経験が活きているなと感じることがあります。

今回は数ある学びの中でも特に印象に残っている3つを厳選してみました。

その3つは以下です。

  1. 礼儀やマナーの大切さ
  2. 交流することの楽しさ
  3. ゴルフの楽しさ

1.礼儀やマナーの大切さ

私は常に大人に交じってゴルフをしてました。
周りの皆さんはとても優しくて、礼儀正しくマナーもしっかりしていたのを今でも覚えています。

そんな大人たちを見て、純粋に「かっこいいな」と思い、礼儀やマナーを大切にしようと思ったきっかけにもなりました。

スクールのメンバーでコンペをすることもあり、参加させてもらったこともあります。
私は毎週同じ曜日の同じ時間に通っていたので、そこで始めてお会いするメンバーの方もいたりしました。

当然ながら周りは全員大人だったのでとても緊張しましたが、優しく声をかけてくれたり、スイングを褒めてくれたりして、次第に気持ちが楽になったことも覚えています。

そういった経験から自分も他の方に対して、礼儀を持って接することや、優しく声をかけることがとても大切でかっこいいことなんだと思い、今でもその気持を大切にしています。

自分の子どもにも、この感覚を学べる機会を与えられるようにしたいな、と思っています。

2.継続することの大切さ

継続は力なり、という格言は広く知られているかと思います。
私はジュニアゴルフを通じてこの言葉を実際に体験しています。

ゴルフは上達にとても時間がかかりますが、どんな人でも上達することができるスポーツだと思っています。

小学生でも、定年後でも、男でも女でも関係なく上達が見込めるスポーツです。

ただし、一つだけ条件があるとすれば「継続すること」だと思います。

私は、当時あまり運動が得意な方ではありませんでした。
しかし、ゴルフは毎週毎週練習を重ねていくと確実に上手くなっていることを感じることができたスポーツでした。

一歩一歩は決して大きくありませんでしたが、少しずつ上達していったことを今でも覚えています。

もちろん、行くのがめんどくさいと思う日もありました。
友達と遊びたいからもう行きたくないと思う期間もありました。

それでも練習を続けることで、確実に上達していく自分を感じることができたのはとてもいい経験でした。

ゴルフに限らず、継続することは後々になって大きな力となることがあります。
それを学ぶことができるのは、ジュニアゴルフの良いところです。

3.ゴルフの面白さ

最後にご紹介したいのはゴルフの面白さです。
ゴルフはやればやるほどハマっていくスポーツです。

スライスを改善したと思ったらフックに悩んだり、距離感が合ってきたと思ったら方向感覚が課題になってきたり、一つの課題をクリアすると必然的にもう一つの課題が現れます。

そうやって一つ一つの課題を解決していくことはとても面白かったですし、解決のために考える力も身につきました。

また、ゴルフの上達はまさに青天井です。
私のコーチは当然ながらめちゃくちゃ上手でした。

それでも、練習をやめず更に上達していく様子は衝撃的でしたね。
そんなふうに、一つのことを極めるのはとてもかっこいいことだと思いましたし、その姿はとても魅力的に映ったのを覚えています。

実際、ゴルフを始めて10年以上立ちましたがまだまだ上がいます。
修正するべきポイントもいくつもあります。

どれだけでも上を目指せることはゴルフの醍醐味だと思います。

私の通っていたスクールは60代の方や70代の方も通っていました。
練習場に行けばそれくらいの年齢の方も多くいらっしゃいます。

当時、ゴルフの他にバドミントンもやっていましたが、とても60代70代の方が多く続けられるスポーツではないだろうと思っていたので、ずっと続けられるスポーツであることにも面白さを感じていました。

ゴルフの面白さを知り、今でも続けていられるのはジュニア時代からやっていたおかげだなと思います。

ジュニアゴルファーを育てたい方へ

ここまでジュニアゴルフについて、どんな練習をしていたかや学んだことをご紹介してきました。

ここからは、実際にジュニアゴルファーを育てたい方に向けて2つのポイントをお話していきたいと思います。

ジュニアゴルフで大切だと思うポイントは「いかにゴルフを楽しんでもらえるか」「感覚だけでなく理論も教えてくれるか」だと思います。

ご自身の子どもにゴルフを始めさせたい、子どもがゴルフを始めたがっているときはその2点に注意してみましょう。

ジュニアゴルフは、続けることに意味があります。
そのためには、ゴルフをやる子ども自身がどれだけゴルフを楽しめるかが重要です。

私の通っていたスクールでは、上手くあたったら良く褒めてもらえるような教え方をしてもらっていました。

やはり褒められると嬉しいので、どんどん上手になろうと頑張るようになります。

また、逆に上手くいかなくて悩んでいるときも優しくアドバイスを貰って、改善されると同じように褒めてもらえます。

スクールによってやり方は様々あるかと思いますが、「子どもが楽しんでいるかどうか」ということはジュニアゴルファーを育てるにあたって最も重要な点だと思います。

次に重要なのは、感覚だけでなく理論も教えてくれるところを選ぶことです。

どんなに楽しいスクールでもやはり上達しないと意味がありませんし、本番でも通用する実力をつけることが大切です。

私のスクールでは、まず感覚的に「こうすれば上手くいく」ということを体で覚えさせられました。
言われたとおりにやるとたしかにうまくいきます。

その後必ず、なんで上手く言ったかというと・・・というふうに理由も教えてくれました。

ジュニアゴルフでよくあるのが、「感覚的にしか教わらない」ことです。
これは、コーチが近くにいるときは問題なくショットが打てるでしょう。

しかし、実際にコースに出たり競技に出たりすると常にコースのアドバイスを得ることができない状況になります。

このときに、理論を教わっていないと不調からの脱出方法が分からずにボロボロのスコアになってしまうことがあります。

私は幸いなことに、理論も教えてもらえるスクールに通っていたので自分が不調になったときにある程度治せるようになっています。

ジュニアゴルファーを育てたい方は、ぜひこの点も意識していただけたらと思います!

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