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PGAツアープレゼンツ~2016モンスター・パット・トップ10!~

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アマチュアのゴルフにおいて、超ロング・パットは“アプローチ”に近いイメージで打つ方が多いのではないでしょうか。つまり“入れる”というよりは“寄せる”という意識の方が強いのではないかと思います。

しかし、プロの世界は違います。バンカー・ショットを含めアプローチから“入れる”という意識を持って試合に臨んでいます。もちろんパターとなれば、どんなに長い距離であっても“入れる”ことを意識から排除することはありません。

今回はPGAツアーのトップ・プロの2016年超ロング・パット、トップ10をお届けいたします!

第10位:ジェイソン・デイ選手/20.27m

the Memorial Tournament presented by Nationwide - Final Round

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WGCキャデラック・チャンピオンシップ。第3ラウンド、18番ホール。
10位にいきなり登場したのは、元世界ランキング1位のジェイソン・デイ選手!

3日目の18番ホールで長いパットを決めて、最終日に勢いをつける1ストロークとなりました!

弟9位:ダスティン・ジョンソン選手/20.90m

World Golf Championships-Dell Match Play - Final Day

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シェル・ヒューストン・オープン。第2ラウンド、9番ホール。
このパットで勢いに乗ったジョンソン選手ですが、最後はジム・ハーマン選手に逆転されて、この大会は3位という結果となりました。

しかしながら、このロング・パットがジョンソン選手に良い流れを持ってきてくれたことは間違いありません!アナウンサーの“ワオ!フロム・ダウン・タウン・ヒューストン!(ヒューストンのダウンタウンから決めた!)”という興奮気味の実況が印象に残ります。

第8位:シャール・シュワルツェル選手/19.50m

Valspar Championship - Final Round

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バルスパー・チャンピオンシップ。最終ラウンド、13番ホール。
この試合、南アフリカのシュワルツェル選手がビル・ハース選手とのプレーオフを制して、2011年のマスターズ以来となるPGAツアー2勝目を勝ち取りました。

そう言った意味でも、最終日の後半13番ホールでのこのロングパットは大きな意味があったと言えるのではないでしょうか。実況の“Oh!クレイジー!”というコメントからも“優勝争いが面白くなってきた!”というワクワク感が伝わってきますね!

第7位:マーティン・ピラー選手/21.18m

Valero Texas Open - Round Two

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バーバゾル・チャンピオンシップ。第2ラウンド、13番ホール。
なかなか、結果を残せていないピラー選手がモンスター・パットでランクイン!まだまだ伸び盛りの31歳。今後のブレイクに期待したい選手の一人です!

第6位:ザック・ジョンソン選手/22.81cm

144th Open Championship - Final Round

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ホンダ・クラシック。第2ラウンド、14番ホール。
画面上では「まさか、あそこから?」というくらい離れている3段グリーンの一番上からのロングパット!本人を含めて、だれもこのパットが入るとは思っていなかったことでしょう!まさに「NO WAY(冗談だろ)!?」です。

第5位:フランチェスコ・モリナリ選手/23.67m

PGA Championship - Final Round

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シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン。第1ラウンド、15番ホール。
欧州ツアーを主戦場とする、イタリアを代表するゴルファー、フランチェスコ・モリナリ選手。昨年のイタリア・オープンでは、同年マスターズを制したダニー・ウィレット選手との激戦に競り勝ち、イタリアのナショナル・オープンの優勝カップを手にしています。

ちなみに、モリナリ選手はこのシュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープンの最終日に「61」という素晴らしいスコアをマークして上位陣を脅かしましたが、トップと4打差の4位タイに終わりました。

第4位:バッバ・ワトソン選手/21.33m

PGA Championship - Round Two

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ドイツ・バンク・チャンピオンシップ。第1ラウンド、2番ホール。
PGAツアー一番のファニーガイ、バッバがここで登場!上って、下って、平らになって、最後に少し下ってコロコロ。完璧なスピードコントロールで、見事にイーグルパットを沈めました!

第3位:ローリー・マキロイ選手/24.30m

PGA Championship - Round Two

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ウェルズ・ファーゴ・チャンピオンシップ。第3ラウンド、17番ホール。
この大会で優勝争いをしていたマキロイ選手。最終日に「66」というスコアで追い上げますが、結果はトップと2打差の4位タイとなりました。

大会3日目でスコアを大きく崩してしまいそうなところで、今回ランクインしたモンスター・パットが決まりました。このパットで良い流れを作れたことが、最終日の「66」につながったのかもしれません。

第2位:ジェイソン・デイ選手/21.64m

AT&T Byron Nelson - Round Three

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ザ・バークレイズ。最終日、15番ホール。
この試合はトップと2打差の4位タイという結果となりましたが、デイ選手がプレーをしていた15番ホールではまだまだ優勝の可能性が残っていました。

そんな大事な場面でロングパットを沈めてくるあたりは、さすが元世界ランキング1位といったところでしょうか。

第1位:アレックス・チェイカ選手/25.75m

Puerto Rico Open Presented By Banco Popular - Final Round

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RBCカナディアン・オープン。第3ラウンド、18番ホール。
2016年モンスター・パットの堂々第1位は、チェイカ選手の25.75mとなりました!とうとう、25mプールよりも長いパットを決める男が現れました!

今回モンスター・パットで第1位に選ばれたチェイカ選手、現在はドイツ国籍を取得していますが生まれたのは旧チェコスロバキア社会主義共和国でした。しかし、近隣国の支配による影響を強く受け安定した生活を送れない為、彼の父親は当時9歳のチェイカ選手を連れて命がけでドイツに亡命しました。

チェイカ選手はドイツでゴルフと出会い、ヨーロピアン・ツアー、PGAツアーと主戦場を変えて、44歳で悲願のPGAツアー初優勝を遂げました。PGAツアーでは国籍を変えた選手や、二重国籍を持つ選手は少なくありませんが、亡命を経験している選手はチェイカ選手ただ一人です。

これからチェイカ選手はシニアに入っていく年齢となっていきますが、命がけの亡命からゴルフという素晴らしいスポーツを通じて希望の光を手にしたチェイカ選手のプレーにこれからも注目していきたいと思います。

まとめ

Payne Stewart

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プロとアマチュアの意識の違いについて冒頭でもお伝えしましたが“入れる!”または“入る!”と強く思って打つ一打にはゴルファーの魂が宿り、最後の一転がりのパワーになるのかもしれません。

テクニックはともかく、魂はアマチュアもプロも関係ありません。これからは、アプローチもパットもあきらめずに“入れる”という気持ちを持って積極的に入れに行きましょう!

(完)

 

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