PGAツアー2016“パー4を1オンしちゃった”トップ10! | ゴルフ動画マガジン GOLFES
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PGAツアー2016“パー4を1オンしちゃった”トップ10!

以前、松山英樹選手の試合前ルーチンのコラム内で、ショットの精度を客観的に判断できるスタッツとして“アプローチ・ザ・グリーン”のご紹介いたしました。

その中で“パー4の1打目、またはパー5の2打目に関するデータ”つまり、パー4の1打目、またはパー5の2打目でグリーンを狙ったか?またその成功率は?というデータをご紹介いたしました。この項目は英語では“Going for The Green”と表現されていて、直訳すると“グリーンを狙え!”となります。

PGAツアーのなんでもトップ10!今回はパー4限定の“Going for The Green”の“パー4を1オンしちゃった”トップ10です!

2016年にパー4のティー・ショットで、見事ワンオンに成功したゴルファーをPGAツアーがランキング!

第10位:ジェイソン・デイ選手

第10位はいきなり元世界ランキング1位のジェイソン・デイ選手の登場です。

WGC-DELLデル・ マッチプレーの21番ホールのパー4。402ヤードをドライバーで一閃!見事な1オンを見せてくれます。

デイ選手も打った直後にナイス・ショットを確信したのか、ボールの行方を追わずにクラブをバッグに戻していましたね。おそらく、本人もビックリの1オンだったことでしょう!

第9位:ハロルド・バーナーⅢ選手

第9位はドイツ・バンク・チャンピオンシップの最終ラウンド、4番ホールから。

距離は286ヤードと短めですが、3番ウッドでピンをかすめる見事な1オンを見せてくれます。まさに“Go for it~いけー!~”という感じです。

第8位:ハンター・メイハン選手

第8位はトラベラーズ・チャンピオンシップの初日。15番ホール、278ヤードで達成されました!

メイハン選手が3番ウッドで放ったボールは見事な放物線を描いてフラッグへ一直線!グリーン手前のスロープを“よっこらしょ!”と越えたボールは、素晴らしい1オン達成となりました!

第7位:バッバ・ワトソン選手

“PGAツアー屈指の飛ばし屋”と言えばこの男。バッバ・ワトソン選手が第7位にランクイン!

ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズの最終ラウンド。357ヤードの10番ホールでバッバが見せてくれました!アナウンサーが「雲に届きそうなほど」と表現したバッバの高い弾道が風にも乗ってナイスオン!

第6位:ゲーリー・ウッドランド選手

第6位はバラクーダ・チャンピオンシップで、ウッドランド選手が技ありの1オンを見せてくれました。

321ヤードの14番ホール。距離こそ短いものの、右にドッグレッグしている戦略的なホール。ウッドランド選手はロングアイアンを鋭く振り抜き、フェード・ボールで丘越えを狙います。見事、小さな丘を越えたボールは、勢いそのままにピンへ向かってましっぐら!

第5位:ダスティン・ジョンソン選手

“気になるアノ選手の試合前ルーチン”で、フェイスを開かない独特のスイングを見せてくれたジョンソン選手。

WGCキャデラック・チャンピオンシップの2日目。315ヤードの16番ホール。クラブの動きは極限までシンプルに、そして身体は極限まで豪快に使ってのスイングで、見事キャリーで1オン達成!アナウンサーも思わず「彼をみてると、そんなに難しくないように見えますね」と大絶賛の1打です。

第4位:ブルックス・ケプカ選手

第4位は、先ほど第8位でマハーンメイハン選手が1オンを達成した、トラベラーズ・チャンピオンシップの15番ホール。

2日目のセッティングは294ヤードに伸びていますが、現在ヨーロピアン・ツアーそしてPGAツアーで“飛ばし屋”として注目を集めているケプカ選手が放ったボールは、直接グリーンを捉え、見事1ピンにつけるナイス・ショット!

第3位:ラファラファエル・カブレラ・ベロ選手

“ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れる”の“厄介なレポーター”で、鍛え上げられたナイス・ボディを披露してくれたイケメン・ゴルファー、カブレラ・ベロ選手が第3位にランクイン!

シェル・ヒューストン・オープン、最終日。307ヤードの12番ホールで1オン達成です。鍛え上げられた身体をフルに使っての力強い打球は、グリーン左から見事にピンに絡むナイス・ショットとなりました。

第2位:トニー・フィナウ選手

RBCヘリテージの初日の折り返しホール。330ヤードの9番ホールで魅せてくれます。

193cm、91kgという恵まれた身体のフィナウ選手が放ったボールは、微妙にフェードしてなんとグリーン手前のバンカーを直撃!しかし、腕力自慢のフィナウ選手のボールの勢いは止まりません!

バンカーの中から飛び出してきたボールは、そのままピンの手前まで転がってきました!アナウンサーも「オーマイガー!バンカーから出てきました!こんなことはトニー・フィナウ選手以外だれもできないでしょう!」と大絶賛の1打となりました。

第1位:バッバ・ワトソン選手

第7位で登場したバッバが、再びランクイン!第5位でダスティン・ジョンソン選手が1オンを達成した日に、同じホールでバッバも1オンを達成していました。

WGCキャデラック・チャンピオンシップの2日目。315ヤードの16番ホール。ピンク・ドライバーをバッバがブンブン振り回します!ジョンソン選手よりもピンそばに寄せ、“飛ばし屋バッバ”の面目躍如といったところでしょう!

まとめ

プロ野球の世界でメジャー・リーグに挑戦した選手はたくさんいますが、その中でも強く“記憶”に残っている選手と言えば、なんといっても新庄剛志選手でしょう。

彼の名言に「記録はイチロー君に任せて、記憶は僕に任せて」という名言を残しています。たしかに、敬遠のボールをサヨナラ安打にしてしまったり、オールスター・ゲームでホーム・スチールを決めてしまったりと、本当に記憶に残るプレーを数多く残してくれました。

新庄選手のユニークなプレースタイルは、海外でも“SHINJOY(アメリカのメディアが作った“SHINJYO”と“JOY”を合わせた造語)”と呼ばれ、多くの野球ファンの記憶に残ることとなります。

“Going for The Green(グリーンを狙え!)”は“記録”というよりは、どちらかというと“記憶”に残るプレーのように思います。PGAツアーのトップ・プロは多かれ少なかれ“SHINJOY”スピリッツと同じようなモノを心に抱いて、観客の思い出に残るプレーを意識しているのかもしれませんね。

最後に、ランキングされた“記憶”に残る実際の映像をご覧ください。

(完)

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