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復活を望む!タイガー・ウッズがテーラーメイドと用具契約その戦いはいかに?

テーラーメイドゴルフは1月25日、ツアー通算79勝(メジャー14勝)の元世界ランキング1位のタイガー・ウッズと用具契約を締結したことを発表しました。

期間は複数年。タイガーは26日に開幕したPGAツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」より、同社製のドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジの使用を開始しました。

タイガーはこの発表に合わせて、個人のSNSで「数か月に渡って、たくさんのクラブをテストした結果、テーラーメイドをチョイスすることは容易だった。テーラーメイド・ファミリーに加えれて誇りに思う」と投稿しています。

これまでで一番飛んでいる

1月26日のファーマーズインシュランスオープンにて、15年の「ウィンダム選手権」以来となるツアー復帰を果たしたタイガーは本選の前にプロアマ戦に出場し多くのギャラリーを引き連れ、注目度の高さは桁違いだったという。契約を結んだ直後のテーラーメイドのクラブの感触を確かめるように「これまでで一番飛んでいる」と飛距離にも自信をのぞかせています。

予選ラウンドはかつて自身の定位置だった世界ランク1位の座にいるジェイソン・デイ、世界ランク3位のダスティン・ジョンソンというロングヒッターと同じペアリング。

「彼らのようにキャリーで320ヤードは飛ばすことはできないけど、これはドライビング・コンテストではないよ」と冷静に話していました。

08年の全米オープンで飾った最後のメジャー優勝を含め、過去8勝を挙げた得意コースのトリーパインズ。

「何度も勝っているコースで今年の初戦を迎えるのが、とても楽しみ」と、自らへの期待をにじませていた。

予選落ちだが、内容はポジティブ

タイガーは、スイングスタンスも狭くし、腰に負担をかけないものに改造。以前と違って力強さは無くなり、精度はまだ上がっていないが、しっかりと押さえどころでバーディーを取れるのタイガーらしさは健在だ。今回、残念ながら予選落ちしたが、その内容にはポジティブだったようだ。

なお、ボールについては昨年12月にブリヂストンスポーツと契約済み。アパレルは引き続きナイキゴルフを着用。

完全復帰はイバラの道か

しかし、ツアー復帰の矢先だが、出場予定だったジェネシスオープン(2月16日〜19日リビエラCC)とホンダ・クラシック(2月23〜26日PGAナショナル)を欠場することがわかった。

その理由は背中の痙攣によるドクターストップ。

完全復帰の道はまだ遠いのか。

また、あの強いタイガーのプレーを見たい。きっと全世界のゴルフファンが待ち望んでいるだろう。

それにしてもナイキのライバルであるアディダス傘下のテーラーメイドゴルフと契約とは驚きである。ナイキのウェアを着て、テーラーメイドのクラブを使用しているアマチュアはたくさん見てきたが、プロではおそらくタイガー一人であろう。

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