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【勝間 和代&佐久間 馨ゴルフ対談】スウィングを変えずに、スコアは伸ばせる!初心者、初中級者が100切りするためにすべきことーPART 1

  • 2015.04.24

2015年1月、麻雀のプロ試験に合格したというニュースが話題を呼んだ経済評論家の勝間和代さん。
そんな勝間和代さん、じつは今ゴルフにもハマってることをご存知ですか?
昨年2014年8月には、ゴルフを始めて約2年で80台を達成!この体験をふまえ、今年2015年2月に本も出版されました。
それがこの勝間和代さん初のゴルフ本勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ(KADOKAWA)です

 

そして今回、ゴルフェス主催で、出版記念の対談を開催いたしました!
勝間 和代さんと、そのコーチを務めている「ゴルフネットワークの100切り選手権」の指南役でもおなじみの、佐久間 馨(かおる)氏による対談。
題して
スウィングを変えずに、スコアはのばせる!初心者、初中級者が100切りするためにすべきこと

その模様を動画にて2回に分けて、無料公開いたします。(今回はパート1となります)

21分31秒と少々長めの動画となっていますが、100を切れずにお悩みの方や、スコアが行き詰まっている方には示唆の多い非常に内容の濃い動画となっております。
(当記事の下部に書き起こし文もあるので、音声が再生できないときはそちらも併せてご利用ください。)

1度ではなく、ラウンドでうまく行かなかった時のタイミング等で、何度もご覧になってみて下さい。その度に気づきを得られること、請け合いです!

PART2はこちら

【プロフィール】

勝間和代(かつま・かずよ)
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●1968年生まれ、経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。監査と分析取締役のほか、内閣府男女共同参画会議議員など役職多数。ゴルフのベストスコアは87。2015年1月、最高位戦日本プロ麻雀協会のプロ試験に合格。近著に
人生確率論のススメ』『勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ
佐久間 馨(さくま・かおる)
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●1955年横浜生まれ。
ゴルフ科学研究所 主宰
20年間機械メーカーに勤務し、エンジニアとして産業用ロボットの製造などに携わる。
その間、学生時代に専攻した宇宙工学の知識を生かし、ゴルフスウィングのメカニズムを科学的、合理的に解明。ロケットの姿勢制御の技術を参考に、世界でただ一つの「スウィング記憶再生ロボット」を開発。2010年ゴルフダイジェストアワード レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞。ゴルフスウィング解析の第一人者。「パープレイは誰でもできる」という視点からSメソッドゴルフを確立。スウィングの研究だけでなく、コミュニケーションスキルとして注目されているNLP(神経言語プログラミング)を学び、プレイ中に100%以上の実力が発揮できる自己対話法「NLPゴルフ」を構築。ゴルフネットワーク 100切り選手権 指南役。

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【対談内容(動画書き起こし)】

佐久間 馨氏(以下『佐久間』と略式表記):はい、こんにちは。

勝間 和代氏(以下『勝間』と略式表記):こんにちは。
佐久間:いい本ができて良かったですね。

勝間:おかげさまで、ありがとうございます。

佐久間:『頭だけで100を切るゴルフ』。基本的にゴルフは、耳と耳の間のスポーツとかと言われるぐらい。

勝間:あ、頭。

佐久間:というね、そういうことがすごく重要で、ボールを打つ行為自体は、ボール止まっていますからそんなに難しくないでしょ。でも、初めてやる人にとっては、とてつもなく奥が深かったり、特にスコアをつけてゴルフ場を回るとなかなかうまくいかないというか。

勝間:気が遠くなってくるんですよ。初心者の頃、パー5というゴルフ場に行きますと、着かないんですよ。

佐久間:遠くに見えてね。

勝間:そうなんです。何打打っても。13打ぐらいで嫌になってくるんですよ、数えるのが。

佐久間:日本の場合は特にそうだけど、会社のコンペとか、そういうところでゴルフを始める人が多くて、何が何でも最後までスコアをつけなきゃいけないというところがあって。でもジュニアの頃から始めたりすると、別にスコアがいくつであるかじゃなくて、ただ目の前にあるボールを追っかけていく。
その中に本来、何のやり方に対する規制もないはずなんだけど、ついちょっとうまい先輩たちが「グリップはこうだよ」とか、「構え方はこうだよ」とか、特に「こうしてはいけない」みたいなことがいっぱい出てきちゃうということで。
勝間さんも最初にやったときは、そういうふうにうまくいかなかったわけですよね。

勝間:そうですね。一番最初にびっくりしたのが、当たらないんです。

佐久間:止まっているボールなのにね。

勝間:そうなんです。こうクラブを振ると、こんなボールに、これぐらいのヘッドしかないので、1cm、2cmずれてもおかしくなりますよね。よく考えたら、テニスやスカッシュを私ずっとやっていたんですけれども、スカッシュとかテニスって別に2cmずれても何の問題もないんですよ。

佐久間:それなりには当たるからね。ラケットの大きさからすればヘッドは小さいですからね。

勝間:そうなんです。

佐久間:僕も最初からうまかったわけじゃなくて、初めてクラブを握って練習場でボールを打ったときに、ボールがここにあるでしょ、カゴをこの辺に置いておいたわけだけど、そのカゴを打ったの。

勝間:佐久間さんでもそうだったんですか。

佐久間:そう。一番最初は、空振りというよりもカゴをたたいたんだよね。それも50cm、70cm先にあるカゴをたたいて。

勝間:痛いですよね。

佐久間:痛いのもそうだし、何しろそこでボールが散らばっちゃうじゃない。そんなことを最初に経験したんだけど。自分は正しく――正しくといってもあんまりはっきり分かってなかったけど、向こうに飛ばしたいわけだから、この位置から当たればいいなというのが、それだけずれていたので。
それをおかしいとは思わなかったんだよね。「これだけずれているんだから、じゃあこういう向きにしたらいいな」ってそっちを直して、意外と早くうまく当たるようになったんですけど。勝間さんも、最初はレッスンに行かれたんですよね。

勝間:まず全くよく分からなかったので、とりあえず行っているスポーツクラブの地下でレッスンがあるので、そこに参加をしようと。

佐久間:なるほど。

勝間:グループレッスンなので、参加をしたらレベルがばらばらなので、グループレッスンですから。私みたいな初心者だとついていけなかったんですよ。
個人レッスンに切り替えまして、週1回、半年くらい習っていたんですけど、恐ろしいことに週1回ですと1週間後に忘れているんですよ。また行って当たるようになると、また次の週になってしまうの繰り返しで、この半年間ほとんど、このままでいくと恐らく私はまともに打てるようにならないなと気付きました。

佐久間:なるほど。それが近くにあった練習場、フィットネスクラブ?

勝間:フィットネスクラブです。

佐久間:とりあえず、やってみようかなということだったのね。ゴルフを教える場所、レッスン場とか、練習場にもレッスンをされるプロの方がいっぱいいて、やっぱりそこから習おうというのが最初にあるんだけど、本当はですよ、ゴルフの本も、レッスンプロも、ビデオも一切ない中で、「目の前にあるボールをとにかくあそこに、どうやったら運べるかな」って。
そのときに握り方も立ち方も、何も教わらずにやると、多分半年ぐらいやっていたらきっとうまく打てるようになるんだろうと思う。それにいいスイングが自然についてくると思うけど、必ず「ここはこうしないといけない」とか否定語が出てくるわけですね、「脇を開けちゃいけないとか。その規制が入ったら、一生それでうまくなれない人もいたりするぐらい。

勝間:人によってクラブの上げるトップの位置がバラバラなことをおっしゃるので、混乱したまま終わりました。

佐久間:先生が変わったわけですか。

勝間:スポーツクラブだとこのままうまくならないなと思いまして、今度はじゃあゴルフ専用スタジオに行こうと。今度また、次に考えたのが自宅から一番近いゴルフスタジオに行ったんですよ。そしたら専門のスタジオが4つぐらいありまして、先生が1人専属の方がいて、そこで教えてくださるんですけど、教えたらものすごい、何かガチガチに固められたようなスイングを指導されまして。

佐久間:形をね。(5:00)

勝間:「今までの先生が悪い」、良く打てないのは、その週1回行っていたスポーツクラブの先生が適当だったからだということで。で、ビデオで撮るんですけど、その撮ったビデオを横にタイガー・ウッズと並べて、タイガー・ウッズの角度とかスイングと比べて、おまえはここがタイガー・ウッズに比べてこうだああだと解説してくださるのを聞いた瞬間に、一応私いろんな学習方法とか体の動かし方の知識はあったんですよ。「これはだめだ」というので、1回で退散させていただいたんですよ、そのレッスン場は。

佐久間:多分、タイガー・ウッズがやっている体の形はともかくとして、「このポジションではクラブがこんな傾きをして、フェイスがこう向いているといいよ」みたいなことは正しいと思うんですよね。
だけど、もっとそんなことよりも、ゴルフをするということは、いろんなライ、最近分かると思うけど傾斜が特にありますよね。その傾斜の中でうまく打てるということを作るにはフォームではない。あるいはクラブの振り方も、振れない人はいないんですね、最初にクラブを持って振ったらそれなりに振れるけど、当たり方が悪い。
だから、どのようにボールを、どんなボールが打ちたいか、どのようにクラブヘッドをどんな軌道とフェイスの向きでぶつけるかということが最初に分かると、あとは体は自然に協力して動いてくれるようになるという。そのやり方のほうが早いと思うんですよね。

勝間:今から思うと、例えば本。私本買うの大好きなので、ゴルフの本、何十冊か買った本の中で、恐らく5分の1ぐらいの本がそのことが書いてあるんですよ。必ずインパクトとその前後に対してのことを考えて、あとからついてくる。
特にアマチュアが勘違いするのは、そちらの型を先に決めてしまって軌道がおろそかになるんだけれども、プロは軌道とフェイスの向きやスピードを考えて、そこからフォームがついてきますって解説は、それが正解だと分かって読むと初めて頭に入ってくるんですけど、それが正解だと分からないまま読むと、ありとあらゆる情報の中に埋もれてしまっているんですよ。

佐久間:それほど重要じゃないようにとらえてしまうというか。それよりもどう握るかとか。

勝間:グリップの位置がとか。

佐久間:どう上げて、トップをどうするかにいっちゃうということですよね。

勝間:そうです。

佐久間:でもね、勝間さんはそういった意味では、この場所はそんな近くはないですよね。

勝間:そういうわけで、ゴルフ始めて1年ちょっとぐらいで、お正月になったんですよ。お正月になりまして、お正月に――買っておいたDVDを見ていなかったんです、本は読んでたんですけれど。たまったDVDをまとめて、10枚以上あったと思うんですけれど。

佐久間:見たんですか、それ。

勝間:世の中に売っているゴルフ教本のDVDをたくさん、市販のものをぱっぱと買った中の何枚かが佐久間さんのDVDだったんです。すごく変な言い方ですけど、まっとうなことをおっしゃっているんですよ。

佐久間:なるほど。普通だけどね。

勝間:グリップの話とかスイングの話とかではなくて、どういう目的に対して、どういうことをすると、どういう結果が出るか。一番感動したのが、自分がコントロールできることと、結果として起こることをちゃんと区別してお話しされている、ほとんど唯一の方だったんです。

佐久間:なるほど。することと起きることとかね。

勝間:はい。そこがちょっと、多くの方がごっちゃになって語っていたので、一体自分がコントロールできる範囲が何で、アウトプットとしての結果が何だということがよく分からなかったんですね。

佐久間:確かにそうですね。世の中のレッスンって、そういう何をしたらいいかということが具体的じゃなくて、トップの形なんて本当にテイクバックしたそのひとつのきっかけで、あとは慣性力や体の連鎖性で自然に起きるところを作ろうとしたりね。フィニッシュの形を一生懸命作ろうとしている人もいますけど。そうではなくて、要するに自分でこのことさえできればクラブは結果的にこう動く、そこが自分できる範囲だよと。
特にスコアでもそうなんですけど、うまくいかない人が、自分が悪いことをしたのか、それとも自分ではもうどうにもならなくて、風や、フェアウェイ、グリーン周りのアンジュレーションによってはずれたこととかを一つにして「うまくいかない」と。最後はやっぱスイングが分からないって言って、中には「スイングを1から教えてください」というところから来る人が多いんですけど。
少なくともある程度のスコアで、150も180も打つ人は別だけれども、120ぐらいで回れていると、そんなに全部が当たらないわけじゃないんですよね。だから、そのうまくいかない原因が明確になればなるほど早く直っていくし、でもそれは、なかなかゴルフだけやっているわけじゃないので、普通の人はね、原因が分からないというところに行くので、そういうお手伝いを私たちするんですけど。
勝間さんの場合はもうすごく明確で、ボールに対しての立ち方がずれる。特に傾斜地に行くとずれちゃうので、全く当たらないみたいなことが起きて、それをスコア数えると、8とか10になっちゃってトータルが悪いというところにいたので。傾斜がないところへ行くと……。

勝間:普通の人になるんですよ。

佐久間:ていうか、80台でも十分回るし。100は大体どこへ行っても打たなくなりましたよね。

勝間:だんだん打たなくなりました。たまに打つのが、バンカーに入れたとき。顎の高いバンカーがちょっとまだ苦手なんですよ。それだけ1打で出せないので、それを2打で出した分だけ増えるということがありますけど、それ以外のことは大したことは起きなくなりました。

佐久間:そうですよね。だから、ゴルフがどんなゲームかということに早く気が付いたということが言えるんじゃない?

勝間:そうですね。

佐久間:フォームを気にしたり、かっこいいボールを打とうとすることじゃなくて、そこそこのショットが集まればいいよって。

勝間:例えば同じ30ヤード、40ヤードのアプローチ打つのに、上げて止めるアプローチがいかに難しいかということも学びましたので。

佐久間:でも、それじゃなくてもいい場所がいっぱいあるし。特にあれですよね、さっきのバンカーの話もそうだけど、顎が高いだけじゃなくて下が締まっていて固いとか、そういう判断もだいぶできるようになってきたということじゃない?

勝間:今問題なのは、私バンカーに極力入れないようにしているので、バンカー経験が少なすぎて。

佐久間:なるほど。

勝間:そこをちょっと、逆にしばらく。もうバンカーに入れなければこれぐらいのスコアというのが分かったので、今度、今年の課題は……。

佐久間:バンカーを避けるということは、バンカーってゴルフ場のカップがサッカーで言うゴールだとしたら。

勝間:ガードバンカーですよね。

佐久間:ガードバンカーだから、キーパーみたいなものだよね。だから、そこを避けようとすると、なかなか早くゴールには行けなくなるので。そこに入っても、そこからこなせるような技を持っておくと、今度は今の80台からパープレーというところまで。目標はそこにあるんですよね。

勝間:今年はですので、あえてバンカーに入れるゴルフというのをやってみようかなと思っています。

佐久間:そうですね。バンカーに入ることも計算の想定内にあって、狙っていけるような。でも、どんどんうまくなっていって楽しみじゃないですか。

勝間:ただ、今の悩みが、1カ月とかやらないと、またハレホレハーと、スコアが10ぐらい戻るわけですよ。またそれで、ちょっと繰り返してやっているうちにまた10ぐらい縮んでいってというので。当たり前なんですけど、練習していないと戻るのが。

佐久間:一般のアマチュアの方もそうですけど、やっぱりお仕事の関係とか、ある程度ゴルフができない時期というのが当然あって、それを――練習をいっぱいやってうまくいっているという人は、なぜうまくいっているかが分からないから、それがちゃんとした理屈なり、自分が持っている言葉に置き換わっている人はその波がすごく少ない。でもやっぱりイメージとか感覚に置き換わっていると、その感じが出ないとか、それを取り戻すのに時間かかってしまうので。
理屈ですよね。そういった意味では耳と耳の間のスポーツ、頭のスポーツといいますけど、同じことの繰り返しでは同じ結果しか出ないので、練習場でボールを打つ機会があったらボールの位置をいろいろ変えてみるとか、あるいはグリップの握り方を変えてみるとかね。そのことをやれば、いろいろそれが結果として自分の中に入ってきますから、そういった意味での試行錯誤。その中から工夫が生まれて、似たようなこの状況なら、こういうことをやったらうまくいきそうだなと。うまく行かなくても、それは全部体験になるので、それをまた一つの引き出しに入れてやっていく。
だから、そんなじゃなくてもいいけど、ちょっと頭を使えば100は切れるということですよね。

勝間:やはり錯覚のコントロールだと思います。本にも書いたんですけど、私がやっと100を切れるようになったのは、前下りというのは私が思ったよりも下を振れとか、前上がりというのは私が思っている上を振れでちょうどいいと。

佐久間:なるほど。そうですよね、自分に起きるそういう違いというのが。特に傾斜があると、一遍そこには合わせるんだけど、どうしても低いほうに体って動くし、でもそれを体が倒れないように、またそこで無意識のうちに動かしていくことでクラブヘッドの軌道が狙ったところに行かなくなると。

勝間:だからよく言うんですけど、前下りのときにダフった記憶ありますかと。

佐久間:うんうん、届かないよね。

勝間:ほとんどの人がないはずなんですよ。

佐久間:つま先上がりはそうだよね。もうダフることしか。

勝間:前上がりもトップした記憶はないはずなんですよ、ほとんど。

佐久間:下をくぐってテンプラになったりとかはあるけどね。

勝間:ええ。

佐久間:そういうことも自分がやってみた経験で、ただ「うまくいかない」じゃなくて、「この場合はクラブがどこを通ったんだな」と、この中にも書いてもらいましたけど、うちで言うインパクト2cmの世界。2cmは実際本当に当たっているところだから、それをちょっと拡大して。

勝間:ティッシュボックスに。

佐久間:ティッシュボックスって言いましたよね。クラブヘッドが動いていくところを、そのくらいの大きさで見る。要するに本当にゴルフが分かっている人がみんな知っている世界の、それを傾斜なりに合わせるとか。そういうことでうまくいけるようになってきたということですよね。

勝間:少しずつですね。ですので、ラウンド中もボールが置いてある周りをぐるぐる歩くようになりました。

佐久間:傾斜がどうかとかね。

勝間:どういう傾斜になっているかということを。

佐久間:最初は分からなかったですもんね。

勝間:分からなかったです。

佐久間:ただうまくいかない場所だっていうだけでね。

勝間:思ったより前下りだったり、思ったより左足上がりとか、いろんな傾斜があるというのが少しずつ分かってきました。

佐久間:打つ前にワッグルってね。ヘッドを動かしたり、あるいはシャドースイング的な素振りをするんですけど、その役割が、リラックスするためというのももちろんあるんですけど、やっぱりこれからまさに打とうとする、そのクラブの動きのシミュレーションというのかな。どうなるのかなということを、やりながら立ち位置を変えたりとか。そういうことが随分できるようになってきたということじゃない。

勝間:そうですね。やはり90前後で回るときというのはそれが比較的できていて、ラフから打った記憶がほとんどないときなんです。

佐久間:そうですよね。ゴルフが難しいのは、人工芝のようにそろったライから、まして平らだったらやさしいんですけど、傾斜があったりライが違う、特に春先になると芝が生えそろっていない、そういうところからのアプローチだったり、夏になればラフがどんどんどんどん伸びてくるので、ラフの中にあるボールというのは常に1回ごと新鮮なわけですよね。
そのときに「こうやって当てたらどんなことが起きるかな」って。それで、その中で「スコアが崩れることは何かな」って、それをどんどん消去法で消していって、その中でいいスコアになることを探していくみたいな、そのディフェンスとオフェンスという区別とかね。
一番はここからできることとできないこと。もうセミラフに軽く浮いているようなボールだったら高く上げることはできるけど、締まったライからでは上げるのは非常に難しいとか、その辺の判断というのは経験ももちろん必要ですけど、ある程度考えたら想像つくよねっていう。

勝間:それよりも、やはりラフに入れないというのが一番簡単だというのが最近学んだんですが。

佐久間:もちろんそうだよね。ラフだとか、そういうハザードに入れないことをやる。でもさっき言ったように、やっぱりハザードの近くにおいしいものがあるので、リスクとリターンの関係を――ご専門でしょうけど――、本当に無理をしていい結果が得られるならいいけど、ただ無理だけしている人いっぱいいますよね。

勝間:そこが今、大体ボギーペースなんですけど、もしこれをパーペースに持っていこうとすると、そこのコントロールもできないといけないなと思っていますね。

佐久間:そう、攻めるところは攻めないとね。

勝間:一番最短距離で行くということをやろうとすると、どうしてもそれなりのリスクを背負わないといけないと。

佐久間:100を切るだけだったら、もうほとんどリスクを回避しながら行って、ボギーペースでは回れるよねということですよね。

勝間:そうです。フェアウェイを普通に行くと。

佐久間:フェアウェイってどんな意味だか言いましたっけ。

勝間:フェア、航路でしたっけ。

佐久間:そう。フェアウェイというのは船の航路のことをいうんですよね。ここを通れば浅瀬がないよ、座礁しないよというような、そういう意味がフェアウェイというのにはあって。だからゴルフ場も、ラフからの打ち方や傾斜地の打ち方、フェアウェイにもちろん傾斜のあるところはありますけど。

勝間:大した傾斜じゃないです。

佐久間:大した傾斜じゃないでしょ。つま先上がりとかっていうのは曲がったり、いい当たりしなかったときに行く場所なので。それはもう間違いなく、それなりのショットを積み重ねるということですけど、100点のショットはいらないですよね。

勝間:そうですね、80点、90点でも十分フェアウェイは点々といきます。

佐久間:テストもそうだけど、赤点を取らずに合格していくような内容が良くて、100点を目指して30点、40点のショットが出ている人がたくさんいるので。

勝間:さすがにフェアウェイって、そんなにダフる、トップするということは、もちろん可能性としてゼロではないんですけれど、ラフに比べたらかなり低いんですよ。

佐久間:それはそうですよね。だから本来ラフというのは、ヨーロッパのリンクスなんかでもブッシュになっていたり、全く打てないような場所なんですよ。でも日本の場合には、「ラフが刈ってないぞ」って怒っているメンバーさんがいるぐらい。ラフは荒れているから本来ラフなのであって、そこには行っちゃいけない場所というふうに思えるかどうか。
それは今度、距離と正確さの問題が出てくるので、飛ばそうとすれば、それだけやっぱり曲がるリスクが出てくるということも、じゃあどの辺までにするかということですよね。ひとつは200ヤードという距離、勝間さんで言うと150ヤードかな。そこからグリーンに乗せられるというものを持てるようになると、ゴルフはやさしくなってくる。

勝間:そうですね。

佐久間:やっぱりできるだけ短いクラブで打ったほうが乗りやすい。それは確かにそうだけど、僕たちは200ヤード残ることってよく起きるわけですね。それを180ヤードにしたいからって頑張って振ると、ボールは曲がる可能性もあるし。だから自分が乗せられる範囲をなるべく遠くに持ってきておくような、そういう技もつけていくと。

特に男性でボールが飛ぶ人。飛ぶんだから、本当は200ヤード残ってもいいはずなんだけど、そういう人に限ってもっと前に行きたがるみたいな傾向があるので。まず、そこそこでいいと。赤点取らない範囲ならいいよっていうぐらいに考えると楽になるかな。

勝間:本にも書いたんですが、語学に似ているんですよね。語学って結局、一つ一つの文法だけではなくて言葉を知るとか、どの場面でどの言葉を使うとか、どの言葉がそれに合っているみたいなことが蓄積されていくので、それがいろんな意味で無意識に出てくるようにならないと、なかなか英語というのが上手に話せるようにならないんですが。

佐久間:考えながらじゃしゃべれないですからね。

勝間:ゴルフも近いのかなという印象を持っています。ただ、1人でひたすらやっても、1人で英語をぶつぶつ言っても英語はうまくならないように、やはりすごく上手な方とちゃんと一緒に回って。語学を聞き続けるということをやると、上達の早道かなということを思っています。

佐久間:なるほど。それはあれでしょ、マージャンにも通じるんでしょ。

勝間:マージャンもそうですね。習わないと全くうまくなりませんから、あれは。

佐久間:理屈を知るだけじゃなくて、現場で強い人と。

勝間:対戦するし、後ろで強い人に見ていてもらって、全部打ち筋を解説してもらうと。

佐久間:なるほど。ゴルフもそうですよね。本当に「ここでこんなクラブを持って、そんな狙い方ってあり得ないな」って僕たちが思うようなことを、結構やって100が切れないという人、たくさんいるのでね。
(パート1終わり➡パート2へ続く)

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20.10

勝間氏から一言・・・

『この本は、運動神経はまったく上がらない、練習する時間もほとんど取れない私自身を前提として「それでも、どうしたら100を切れるようになるか?」ということを考えぬいて作った本になります。具体的には、私みたいにスコア120を素でいくような腕前の方が、こういうことを考えれば(頭を使えば)100を切れるのではないか?というヒントを、いろいろ教えていただいたメモをコツコツ取って「体の言葉ではなくて、口で話す言葉」に翻訳し、本書に散りばめました。ですので、スイング写真とかは一切入っておりません。また、シングルプレイヤーの方にも必要のない本で、私のように「自分は上手くない」と自覚している方々に、下手を前提としてスコアメークするためのヒントをお伝えする本になっています。ぜひ私の経験と思考法を参考に していただき、いまよりよいスコアにつなげてくださることを願っております。』

佐久間氏から一言・・・

『この本は、読み物として読むのではなくて、どちらかというと、バイブルのように使えるんじゃないかと思います。今日うまくいかなかった、その理由や気づきが本書には書いてあるので。なので、読むたびに「次回こんなことをやってみよう」というヒントが得られるんじゃないかなと思います。ぜひ、お手元に置いて、何度も繰り返し、じっくり読んでほしいです。
私、佐久間馨、絶賛です。

20.43
 

この記事を書いたライター

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