タイガー・ウッズの年収はどのくらい?あらためてその凄さを実感!
タイガー・ウッズといえば、一世を風靡し、富や名声をほしいままにしていたイメージですが、最近はなんだか残念なニュースしか聞こえてこないですね…。
ここ2年は腰の怪我による欠場が多く、試合に出ても予選落ちや途中棄権がたびたびありました。
今年5月には交際していたスキー選手リンゼイ・ボンと破局し(マスターズまではあんなに良好な関係を築いていた様子だったのに!)、直後のザ・メモリアルトーナメントでは3日目のラウンドで85を叩き、自己ワースト記録を更新。8月のウィンダムチャンピオンシップ(10位タイ)を最後に、再び休養を発表しました。
9月に腰を手術し、10月20日にはメキシコでのイベントに参加したものの、10月30日にまたしても手術を受けたとの事。現在復帰のめどは立っていません。
今や引退説までささやかれ、過去の人扱いする記事も目にします。
こんなに休みがちで、獲得賞金額は激減しているはずだけれど、彼の年収って今どうなっているんでしょう?
人様のお金の心配をする前に、我が家の家計を心配したほうがいいのは重々承知ですが、気になったので調べてみましたよ。
タイガー・ウッズのプロフィール
まずはタイガーの経歴をざっと紹介してみたいと思います。
生年月日:1975年12月30日(もうすぐ40歳)
出身地:カリフォルニア州サイプレス
身長:185cm
体重:84kg
プロ転向:1996年
PGAツアー:通算79勝、うちメジャー14勝
2004年にモデルのエリン・ノルデグレンと結婚し、2人の子供をもうけましたが、2009年に自動車事故を起こしたことを発端に、多数の女性との不倫問題が明るみに。このスキャンダルが原因で、多くのスポンサー契約が解消となってしまいました。
性依存症と診断されセラピーも受けましたが、2010年に離婚成立。慰謝料は1億ドルとも7億5000万ドルとも言われています。
巨額の資産を持つプロスポーツ選手の慰謝料とは、こんなにもとてつもない金額になってしまうんですね…。
スポーツ選手長者番付ではいまだに上位
経済誌フォーブス発表の「スポーツ選手長者番付」から、タイガーの年収を見てみましょう。
最新版は2015年6月発表のもので、これは2014年6月から1年間の収入によるランキングとなっています。
2014シーズンにも結構休んでしまったタイガーのランクはどのくらいかと思ったら、なんとまだ9位!そしてその金額は5,060万ドルとのこと。1ドル123円として、日本円で62億円以上。
5,060万ドルのうち、賞金はたった60万ドルで(それでも「たった」という額ではないですが)、5,000万ドルをCM・スポンサー料など賞金以外で稼いでいるんですね。
2009年の一大スキャンダル後もナイキはかわらずスポンサードを続け、ロレックスも彼を救いました。ヒーロー・モトコープ、興和(バンテリンのテレビCMが記憶に新しい)、マッスル・ファームなどもついていますから、2016年にスポンサー収入が大きく減ることはなさそうです。
そして、2015年6月以降に獲得した賞金額も、PGAツアーですでに約27万3,500ドルです。この後2016年6月までまるまる休養したとしても、年収は微減といったところでしょうか。
ちなみに、長者番付1位はプロボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニアで3億ドル。2位は同じくプロボクサーのマニー・パッキャオで1億6,000万ドル。3位はプロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドで7960万ドルとなっています。ゴルフ界では、フィル・ミケルソンの8位5,080万ドルが最高位でした。
話をタイガーに戻しますが、いろいろ調べたところ興味深い記事を見つけました。
フォーブスジャパンによると、過去10年間の合計年収では、タイガーが世界一だそう。
《10年で「最も稼いだアスリート」トップは意外な人物》
同記事内で最盛期の年収は1億1,500万ドル(2008年)と記されています。あらためてタイガー・ウッズという人の凄さを感じずにはいられません。
まとめ
世代交代の波が押し寄せる男子ゴルフ界。ビッグスリーと言われ始めた選手達は、いずれも20代の若手です。
しかし、彼らもまだ「タイガー級のヒーロー」とまでは言えないと思います。ゴルフを全く見ない一般的な日本人代表として私の妹に聞いてみたところ、スピースもマキロイもデイも知りませんでした。でも、タイガーの名前は知っている。それだけ社会にもたらした影響が大きいんですね。大口スポンサーがバックにつき続ける理由も、そこにあるのでしょう。
しかし、プロゴルファーである以上、プレーで結果を出さなければ、いずれ話題にものぼらなくなり、忘れられていってしまいます。
40代になっても活躍している選手は大勢います。タイガーも、まずはしっかりと怪我を治し、新しいスイングを自分のものにしてほしい。
鮮やかなショットやミラクルなパットで再び我々を魅了してほしい。経験を活かした知力のゴルフで、若手の前に立ちふさがってほしいと強く強く願う、アラフィフ女子なのでした。