GOLFES

見つかる、楽しむ、あなたのゴルフライフ。

ゴルフのスロープレーで現れる「アノ人」を嫌わないで!

Licensed by gettyimages R

日本ゴルフジャーナリスト協会が「ゴルフ場でよく見かけるマナー違反」という内容でアンケートを取ったところ、ゴルフ場側の第1位、アマチュアゴルファーの第2位が「スロープレー」だったそうです。

ちなみに、アマチュアゴルファーの第1位は「禁止区域での喫煙や喫煙自体が迷惑」という結果でした。ゴルフ場で吸うタバコがなによりも美味しく感じてしまう自分は肩身の狭い思いをしておりますさ。

そもそも「スロープレー」の定義ってなに?

そもそもなにをもってして、スロープレーというのでしょうか。

通常、ゴルフ場側は各組がハーフ2時間15分で回ってきてくれることを理想としてます。コースによっても異なりますが、この時間設定が一番多いようです。

その日のトップスタートの組から全ての組がハーフを2時間15分で回ってきてくれればスムーズに流れるのですが、どうしても我々のようなアマチュアゴルファーは右に行ったり左に行ったりダフったりトップったりシャンクったり…。

また、ボールがあっちゃこっちゃに行ってしまうものだから、ボール探しにも時間がかかってしまうときもありますよね。

そんなこんなで、ある組があるホールで手間取ってしまうと、その前の組との間隔が空いてしまいます。

こうして前の組と1ホール以上空いてしまうと、スロープレーと捉えられてしまうんです。

このスロープレー、アマチュアゴルファーだけでなくプロの試合でもあるんですよ。

プロの場合も前の組と1ホール以上空くと、その組のプレーヤーたちはスロープレーに対する警告の対象になり、各ショットに要する時間の計測がされるようになります。

その結果、遅れが認められてしまうと、1打罰などのペナルティが科されてしまうんです。

A female golfer sitting at the edge of sand trap, head in hands

Licensed by gettyimages R

毛嫌いされることもあるコースマーシャル…

アマチュアゴルファーの場合に戻りましょう。

最近のゴルフはセルフでプレーすることが多く、乗用カートでラウンドするのがほとんどですよね。

乗用カートにGPSが付いているコースでは、マスター室という所でゴルフ場のスタッフが、どのカートがどこにいて、どの組が遅れているのか、コンピューターで逐一チェックしています。

「あ、この組ちょっと遅れてて、前の組と1ホール以上空いてるぞ!」とスタッフが判断すると、コースマーシャルという別のスタッフをその組に派遣し、「お客様、スロープレーになってますよ~急いでくださーい」と伝えに来るのです。

PGA TOUR - THE PLAYERS Championship - Round Three

Licensed by gettyimages R

このコースマーシャルをめちゃめちゃ毛嫌いしてる人いませんか?

「せっかく仲間内で楽しくゴルフしてるんだ。部外者がしゃしゃり出てくるな。」

「コッチは金払ってゴルフしてるんだから、ちょっとくらい遅れてたっていいだろう。」

「人に見られてると何か緊張してしまう…」

などと、まるで疫病神が来たかでもごとく、憎悪の感情を持ってる人もいたりします。

ちょっと待ってください!それってもったいないことですよ!

このコースマーシャルをうまく使ってしまいましょう。

コースマーシャルを頼りにすると、セルフプレーが〇〇に?!

コースマーシャルの仕事は、スロープレーになっている組のプレーを円滑に進めることです。ですから、その組の人たちがグリーン周りでアプローチを終え、あとはパッティングを残すのみになると、その組の人たちのパター以外の使用したクラブを預かってくれたりするんです。

ピンを抜いて持っていてくれたりするコースマーシャルもいますし、もっと親切なコースマーシャルだとパッティングラインまで教えてくれたりもします。

さらに、もっともっとも~っと親切なコースマーシャルになると、次のホール以降も帯同してくれて、そのホールの形状や狙い目、ハザードやグリーンまでの距離まで教えてくれるんです。

そう!セルフプレーなのに、キャディー付きのようなプレーができるのです!

だいたいキャディー付きでのプレーになると、セルフプレーよりも1人あたり2,500~3,000円近くお高くなるのに、それがスロープレーになっただけで、ちょっとお得なゴルフができるんですよ~!

ほら、こう考えると、コースマーシャルもむやみに毛嫌いするもんじゃないかもって気になりませんか?

とはいえ、「なんだ、キャディフィを払わずに、キャディみたいに動いてくれる人が来るなら、スロープレーになった方がいいかも」なんて考えは絶対に持たないでくださいね。

それにスロープレーになれば、必ず親切なマーシャルが来てくれるというわけでもありませんし。

そもそも、コースマーシャルを派遣するゴルフ場って、良いゴルフ場だと思うんです。

ゴルフ場全体のお客さんの流れをきちんと把握していて、その日プレーしているお客さん全員のことを考えてくれています。

なるべく全ての組がハーフ2時間15分でプレーし、最終組まで滞りなくラウンドできるよう、進行管理に気を遣っているということ。

残念ながら、あまりよろしくないゴルフ場だと、たとえどこかの組がスロープレーになってしまって後続組の大渋滞が起こっていても、知らんぷりってこともありますよ。

まぁそういうゴルフ場はスタッフの数が少なくて、コースの進行管理まで人手を回せないというような諸事情もあるのでしょうが。

144th Open Championship - Final Round

Licensed by gettyimages R

サクサクプレーが一番!でも、コースマーシャルを毛嫌いしないで~

さぁこれで堂々とスロープレーをしちゃいましょう~なんてことは口が裂けても言えません。

いや、自分もたまにスロープレーになってしまうようなヤツが言っちゃいけないです。

そりゃやっぱりどのホールもナイスショットし、フェアウェイのド真ん中を歩いていくようなプレーをして、サクサクっと進んでいきたいですよね。

それでもゴルフにトラブルはつきもの、なにが起きるか分かりません。

ゴルフで賞金を稼いでいるプロですらスロープレーに陥ることがあるのですから、我々のようなアマチュアゴルファーなら尚更です。

それでも前の組との間を空けないのは、ゴルファーとしての義務だと思います。少しでも遅れてしまったと思ったら、同伴プレーヤー同士が協力しあって、迅速なプレーを心がけましょう。「がんばっているのに、とんでもないトラブルが連続してしまい、前の組と空いてしまった」など、もし万が一、自分たちがスロープレーになってしまい、コースマーシャルのお世話になるようなことになったら、申し訳ないという気持ちを先に持って、変に毛嫌いすることなく、うま~く使って仲良~くお付き合いしてくださいね。

こちらの記事もチェック

プロにあえて苦言!スロープレーのゴルフはカッコ悪いですよ!

あなたが他人のゴルフプレーを観察していて、一番イライラする行…

2016.06.02
Women high-fiving on golf course

Licensed by gettyimages R

関連記事