12月発売の『ゼクシオ テン』が発売初週のシェア50%越え!
12月に発売された大人気シリーズ・ゼクシオの新作『ゼクシオ テン』。
2年に1度の新作にはゴルファーから大きな注目を集めているが、今年は前作を上回る好調なセールスを記録しているようだ。
『エピック』の初週の最高売上げ記録を抜いた!
12月9日に全国一斉発売された10代目の『ゼクシオ テン』。ゼクシオと言えば2000年に誕生した初代から16年連続で国内最高の売上げを記録したモンスターブランドだが、17年はキャロウェイの『エピック』が驚異的な大ヒットとなり、クラブ業界では主役となっていた。
ちなみに17年2月に発売された『エピック』は、過去のドライバー市場において発売初週の売上げで最高記録を樹立するなど、発売と同時に大ヒットを記録した。その『エピック』の記録を抜いたのが、今回の『ゼクシオ テン』だった。
販売金額シェアで言うと、ドライバー部門で52.3%、アイアンで34.5%を記録。これはつまり、発売初週だけで言うと、日本でドライバーを買った人の2人に1人、アイアンを買った人の3人に1人が『ゼクシオ テン』を買ったことになる。
“黒い”ミヤザキモデルも好調!
ちなみに、9代目からゼクシオは2タイプのクラブを同時発売している。それが『ミヤザキモデル』という黒いヘッドと黒いシャフトの特別バージョン。特性としては通常の『ゼクシオ テン』よりシャフトが重めになっていて、ややアスリートをターゲットにしたクラブになっている。
実は、今回のロケットスタートとなった『ゼクシオ テン』の売上げを見ると、ゼクシオ全体のシェアの約20%がこの『ゼクシオ テン』のミヤザキモデルになっている。それだけ、ゼクシオでもアスリート使用を求めるユーザーが多かったのだ。
前作『ゼクシオ ナイン』より、さらに軽く、“芯打ち”仕様に!
ゼクシオと言えば、“やさしさ”、“飛距離”、“爽快な打球音”という長年にわたって、変わらない魅力が継承されている。その中で、新モデルは確実なマイナーチェンジをして進化しているのだが、今回の『ゼクシオ テン』はさらに軽量化されている。
シャフトで言うと、前作よりも1グラム、クラブ全体で2グラム軽くなっている。もともと『ゼクシオ ナイン』でもクラブ総重量は272グラムと超軽量タイプだったのが、『ゼクシオ テン』では270グラムになった。しかも、そのシャフト素材には東レ(株)との共同開発から生まれた世界初の新軽量素材を使用している。
その効果によって、モニターテストの結果ではゴルファーが「芯で捉えた」と感じたエリアが34%も広がったというデータもある(※住友ゴム工業計測データ)。飛距離性能はもちろんのこと、多くのゴルファーがリアルに求める“芯で打ちたい”というニーズに応え続けることで、ゼクシオはヒットし続けていると言えるだろう。