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上手くなるスコアカードのつけ方は?さっちゃんのぶっ飛びゴルフ道vol.6

ラウンド中に誰でも必ずすることの一つ、スコアカードの記入。さっちゃんはジュニアの頃から数百枚、いえ、恐らく千枚以上スコアカードをつけてきたと思います。皆さんも今までのラウンド数と同じだけつけているはずですよ( ^_^)/~~~

どうせならスコアアップに役立つ方法でつけたいと思いませんか?スコアカードに記入すべきことを3段階に分けると、次のようになります。

《ステップ1》

最低限つけるべきなのは、スコアとパット数。

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スコア欄にパット数を書き込むよう点線が入っているカードもあるので、きっとほとんどの方がつけていると思います。

もちろんパット数の合計も計算していますよね?18ホール全てを2パットで上がれば36パットですが、全部パーオンするわけではありません。

アスリートゴルファーは30以下、アベレージゴルファーなら35以下を目指したいところです。もしアベレージさんが39パットもしてしまったなら、あと4ストロークはグリーン上だけで減らせます。

次のラウンドまで、パットを入念に練習しましょう。さらに、3パットした場合はその原因になったパットの距離と結果(例えば10mのファーストパットを2mショートした、1mのスライスラインを右へ外した、など)を書いておくと、これから練習して克服すべき課題がはっきりします。

《ステップ2》

記入しておきたいのはフェアウェーキープしたかどうか、パーオンしたかどうか。フェアウェーキープは◯×をつけるだけでもいいし、右ラフ、左林、と一言メモをつけてもいいと思います。

自分がわかればいいので、◯×だけか、打った距離をメモしておくと後々参考になりますよ。パーオン率が低いうえにパター数も多い場合は、アプローチの寄る確率が低いということです。

《ステップ3》

記入しておくと良いのは、第2打を何ヤードから打ったか、結果はどうだったか。これはステップ2のパーオンしたかどうかをさらに詳しくメモすること。

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「150Y、6I、右手前に外した」「150Y、6I、奥のエッジ」「150Y、7I、ピン手前にオン」というふうに。

使用クラブまで書いておけば、後から見たときに何番が苦手なのかがはっきりするのでなお有効です。細かい距離を書くことが無理でも100Y以内、100~150、150以上だけでもわかると、苦手なのがコントロールする距離なのか、長いクラブなのか、フェアウェイウッド類なのかが見えてきて、ミスショット対策を立てやすくなります。

なぜ結果を書くことが大事なのかというと、例えば右手前に外した場合はフェードかスライスした可能性が高い。フェード系の打球は飛距離が落ちるため、この場合の距離判断は正しかったけれど、ショットをミスしたことがわかります。その原因はスイングにあるわけですから、スライスを直すことが課題になります。

そうではなく、右奥に外したとしたら…本来右サイドへはオーバーしにくいにもかかわらずオーバーしてしまったということは、打つ前に距離判断をする時点で間違っていたか、クラブ選択をミスした可能性が高いわけです。

この時、OBの有無、ハザードの有無、バンカーに入った場合はその結果を書きとめておくと、自分の傾向が見えてくるのでとても役に立ちます。

最近は、カート備え付けのナビにスコアを入力すればホールアウト後に全てプリントアウトしてくれる機能もあるけれど、プラスアルファの情報を書き込むことをしないと、その日のプレーを振り返ることができません。

自分の傾向は情報を蓄積、分析していくことで見えてきて、改善点がはっきりするのです。毎ラウンド必ず自分の手でスコアカードをつけるようにしてくださいね。

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