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スキーとゴルフ、実は上半身と下半身のねじれがこれだけ似てる!?

スキーのターンには、初級からプルークボーゲン、シュテムターン、パラレルターンがあります。さらに上級者はかつてウェーデルンとの呼び方が一般的だったショートターンがあります。

High Angle View Of Man Skiing On Mountain During Winter

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斜面を直線的に、小回りでさっそうと滑るウェーデルンは憧れですが、このウェーデルンにゴルフスイングと共通する動きがあるのです。

ウェーデルンのターンで左回りの腰の使い方がゴルフに似ています。スキーの場合、ターン外側の足に重心を掛けて、斜面に対して真下に向けたスキー板を回転方向に回し込みます。この時、ターン後半で上体はスキー板の回転に追従せず上半身と下半身が徐々にねじれていきます。

下半身が左方向に回し込む動きを右側の腰でブロックし、ねじれが大きくなります。そのねじれを解放する動きが次のターンを始める原動力になり、次の右方向への回転が生まれます。

ウェーデルンはこの左右の腰のねじれと開放を次々と繰り返すことで、小回りとなって斜面をかっこよく滑ることができるのです。

Austria, Skier doing turn in fresh powder snow

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さて、ここまでの話でピン!ときたゴルファーもいると思います。ゴルフのバックスイングで生まれる上半身と下半身のねじれと、それを解放する力でスイングスピードを上げる動きがスキーの左回りターンとそっくりなのです。

ゴルフの場合は、両足のスタンス位置は変わらないので、下半身は動かず、クラブを振りかぶることで上半身が下半身に対してねじれを生みだしていきます。スキーのウェーデルンは斜面に対して正対する上半身の向きが動かず下半身がねじれていきます。

ゴルフは上半身が動いてねじれを生む。スキーは下半身が動いてねじれを生みます。ねじれを生む体の動きは逆ですが、腰でブロックしてねじれを解放してパワーを生む感覚が同じなのです。このパワーが、スキーでは回転する力を、ゴルフではスイングスピードを増速します。

ゴルフ選手

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スキーでは上級者ができるウェーデルンを例に挙げましたが、実は初級者が行うプルークボーゲンでも、この動きはできます。プルークボーゲンは一般的に、スキー板を逆V字にして滑りますが、スキーの回転方向と上半身はねじれを生まないで回ります。その弧は大きくなります。

ここで、スキー板が回っていく方向に対して上半身がブロックしてねじれを生むように回転すると、ボーゲンでも小回りになります。こうして「腰のブロック感」を養うことで、次のターンを開始するタイミング、感覚がとりやすくなり、ボーゲンから一気にウェーデルンへ進むこともできます。

これはシュテムターン、パラレルターンでも一緒です。腰のブロック→解放して次のターン、のタイミングを覚えるとスキーも上達するのです。このねじれから解放する動きを続けることでスキーでうまくターンできます。同時に、自然とゴルフの際のバックスイングで腰がねじれていく感覚も養えるのです。スキーも案外ゴルフに役に立つのですよ。

どうですか、今季スキー場に行ったら左ターンでのねじれのブロック、腰の感覚を意識して滑ってみませんか。

ただ、左ターンばっかり意識していると右ターンができなくなってしまうかもしれませんので、ご注意を!

 

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