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誤球はしても、されても慌てずに!~簡単ゴルフルール・マナー解説

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気持ちよくプレーしている最中に、突然起こしてしまう誤球という失敗。自分のボールだと思い込んで打った後、同伴者のボールが見つからず、確認してみたら自分の打ったボールが同伴者のボールだった…というものです。

自分だけのミスならまだ良いですが、誤球の場合はたいてい他のプレーヤーにも迷惑をかけてしまいますので、気まずさが残りますよね。さらにその相手が先輩や上司だった場合は、まさに冷や汗ものです。誤球をしてしまった相手に「いいよ、気にしなくて」と言ってもらえても、やっぱり気になってしまいます。

このように誤球をしてしまっただけでもショックが大きいのに、自分がこれで何打目になるかもよく分からず、さらに焦ってしまうことも少なくありません。こうなると、それまでの楽しいゴルフが一瞬にして消え去ってしまい、テンションは下がりっぱなし。さらにスコアにも影響が出てきます。

このような事態を避けるためにも、誤球の場合の処置とマナーについて確認しておきましょう。この場合、ルール上の処置はもちろんなのですが、他人に迷惑をかけてしまう誤球は、マナーも大切になってきます。誤球をしないためのマナー、誤球をしてしまった後のマナーを是非考えてみましょう。

これらはちょっとしたことなのですが、誤球を避けることや、万が一起きてしまった際にも心情的な被害を最小限に抑えることが出来ます。また、誤球をされてしまった側にも少なからずダメージがあります。こちらも気持ちを上手に切り替えるためのコツをお教えいたします。

誤球は注意すれば防ぐことが出来るミスですので、できるだけ発生させないようにしたいですが、もしもの為に知識と気持ちを整理しておくことをおすすめします。

①誤球をしてしまったら、まずは謝りましょう~誤球をしてしまった後のマナー

 

誤球をしてしまった場合、自分のショックが大きすぎて一番大切な同伴者に謝ることを忘れてしまう方がいます。「どうしよう?どういう風に処置したらいいんだっけ?」とルール上の処置が気になってしまい、さらに「自分のボールは?」と、自分のことで頭がいっぱいになってしまうのです。

気持ちはよく分かりますが、まず、するべきことは“謝る”ことです。同伴者に対して失礼なことをしてしまったわけですから当然ですよね。しかし、意外とこの行動が抜け落ちてしまう方がいらっしゃるのです。「ああ、ごめん」程度の方もいらっしゃいますが、これでもしないよりはマシです。

しかし、できればしっかりと「すみません」「申し訳ないです」などと謝り、間違えてしまったボールを投げたりせずに手渡しで返しに行きましょう。その後、そのボールがあった場所に案内し、「ほぼ間違いなく、この地点から打ちました」と申告し、元の状態に戻して(プレースして)もらうのです。自分の処置はそれからです。

まずは真摯な態度で、誤球をしてしまった相手が本来の状態に戻れるように努めます。こうした行動を取るのと取らないとでは、その後のプレーヤー同士の関係に溝が出てきてしまうのです。誰もが気持ちよくプレーできるために、まずは反省と謝罪をお忘れなく。

②自分のボールを探しましょう

The Solheim Cup - Day One

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誤球相手への対応が済んでから、次は自分のボール探しです。もし、フェアウェイやラフにあるボールを取り違えたのなら、ボールは付近にありますので問題ありませんね。その場合は、2打罰を課し、そのまま本来のボールをプレーします。

この場合、誤球したストロークは打数に入れません。例えばティーショットしてから2打目(セカンドショット)を誤球した場合、その誤球ショットは打数に含まずに、2打罰を加えた上で、4打目としてプレーを再開するのです。

また、もし自分のボールが見つからない場合はロストボール(紛失球)となりますので、誤球のペナルティ2打罰+ロストボールのペナルティ1打罰を加え、ティーグラウンドへ戻ります。そして5打目としてプレーを続けることになります。さらに、誤球に対しての訂正はそのホールの間で行われなくてはなりません。

次のティーグランドでティーショットを放つ前に誤りを正さなければ(訂正の意志を示さなかった場合は)競技失格という厳しい処置がありますので、誤球に気付いたらすぐに誤りを正すようにしましょう。

誤球をしないためのマナー

 

誤球はペナルティも厳しいですが、メンタル的にも相当なダメージを受けます。ですからなるべくしたくはありませんよね。そこで、誤球をしないためのマナーを考えてみましょう。

①ボールに印などをつける
②カラーボールを使用する
③プレーヤー全員でボールの行方を追う

どれもとても簡単なことですが、意外と実践されていないことでもあります。

例えば①の『ボールに印を打つ』ことは、プロゴルファーやシングルなどのローハンデのプレーヤーの方のほうが積極的にしています。ネーム入りのボールを使用している方も多いのですが、さらに印を書き込むことによって、間違いなく自分のボールだと認識できるからです。

専用の道具を使ってターゲットラインを引くことも自分のボールだと確認しやすいので、効果的ですが、もっと簡単な点などの印でも構いません。自分で決めた位置にいつも印を書き込むことで、「自分のボール」だという意識が高まり、安心して打つことが出来ます。また、2か所以上に印を打つことで、どんな方向でボールが止まっていても確認が出来ますので、できれば複数個所に印を入れましょう。

さらに②の『カラーボールの使用』は、全員が白いボールの時などに効果を発揮します。好みの問題もありますので、必ずという訳ではありませんが、誤球を避けるための対策としては有効だと思います。

最後に③の『プレーヤー全員でボールの行方を追う』は、もっとも基本的で、且つ大切なことです。これは自分のボールだけでなく、同伴者のボールも見ていることで、飛んでいったボールの位置関係がよく分かります。また、ロストボールを避けるのにもたくさんの目があることはとても重要です。

意外と見ているようで見ていない、同伴者のボールの行方もしっかりと確認するように心がけましょう。

誤球をされてしまった方へ

PGA TOUR - 2006 Sony Open in Hawaii - First Round

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「自分のボールがいくら探しても見当たらず、ロストボールにしなければとあきらめていたら、実は同伴者が誤球をしていた。」というケースは、自分に非があるわけではありませんので、焦る必要はありません。しかし、なんとなく自分のボールが打たれてしまったことで、張り詰めた緊張が切れてしまうような感覚になる方もいらっしゃいます。

そのような方におすすめのリセット方法は、『正しく規則通りにボールを元に戻す』です。ゴルフの規則的には元の位置を特定し(できない場合はできるだけ近いと思われる場所を推測して)プレースします。

この時に誤球したプレーヤーに「その辺だったよ」というような適当な返答をされてしまったり、投げやりにボールを放り投げて返されたりしてしまうと、1球を丁寧に打っていく感覚がなくなってしまいます。できれば正確な位置を特定することに努力してもらい、他のプレーヤーの目の前で確認しながらボールを慎重にプレースし(置き)ましょう。こうした手順を踏むことで、「規則に則った処置をした」という気分になります。いわばリセットの儀式を踏むことで、自分のプレーが問題なく進行しているのを感じ取るのです。

ゴルフはメンタルのスポーツですので、こうした些細な行動もとても大切になってきます。誤球をされた上に、ペースまでかき乱されないようにしっかりと処置しましょう。

おわりに

 

誤球はどんなに友好的な間柄でも、気まずい空気が流れます。注意すれば避けられるミスだけに、なるべくしたくはありませんよね。しかし、そうはいっても誤球をしてしまった場合は、真摯な対応を心がければ、そのあとに引きずることなくラウンドを楽しめます。

ミスの場面こそ、プレーヤーのマナーが試されますよ。

 

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