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ゴルフ100切りの秘訣~考え方ひとつであなたのゴルフが変わるかも!?~

皆さんは100を切ったことがありますか。初心者の方がある程度慣れていくと、次の目標は100切りです。

100切りしているアマチュアゴルファーは多くの統計がありますが、全体の2~3割と言われております。アマチュアゴルファーの大多数は100切りをしていないということになります。

数字で表すと100切りは程遠いように見えますが、ゴルフで100を切ることは難しいようで意外と簡単です。今回は何故100切りが出来ないのか、100を切るために何をすれば良いかを紹介したいと思います。

1.100を切るために(数字編)

まず100を切るためにまず数字から考えたいと思います。多くのゴルフ場は18ホールのパー72です。オールボギーで90です。100を切るためにはそこから9打、打つことが出来ます。単純計算で9ホールをボギー、残りをダブルボギーでも100を切ることが出来ます。

算数のお話になってしまいましたが、何が言いたいかというとパーやバーディーを積極的に取る必要がないということです。100以上を叩く方の多くはパー狙いをされる方が多く見られます。パーを狙うとなるとある程度、リスクが伴ってきます。特に100切りしたことが無い方はリスク管理が出来ていないため、大叩きをする確率が高いです。

2.100を切るために(リスク管理)

アマチュアの多くはショートホールを除いたほとんどのホールで飛距離が欲しいため、ドライバーを持ってしまいます。目標が100切りであれば、ドライバーを持たない方が良いと言われた方も多くいるかと思われます。

ただ筆者はドライバーを持っても良いと考えます。ダメなのは不安なクラブを持ち、リスクのあるスイングすることです。不安はショットに出てしまいます。

例えば、狭いホールで左右すぐOBだった場合で慣れないドライバーをフルショットすると確実に大けがしてしまいます。ただクラブの番手を下げてもティーショットの場合、飛ばしたいという気持ちが出てしまいミスショットを誘発してしまいます。その場合はドライバーでハーフショットをお勧めします。ハーフショットなら距離や曲がり幅も抑えられ、大きなミスも防ぐことが出来ます。

また2打目以降も同じでOBになりえるショットは必ずしない。バンカーや池がある場合は必ずそこには入らない番手を持つようにする。出来れば、手前に逃げて次打もバンカー越え等にならないように考えてショットをしましょう。少しでも不安に感じたら自信のあることをしましょう。またOBや池ポチャを避けるために必ず、コースに何があるか、どこが危険な場所か、グリーン周りはどうなっているのか、把握しておきましょう。

またこれは鉄則ですが、やったことの無い事、出来ない事は絶対にしないで下さい。例えば、上で書いたドライバーのハーフショットも練習しないといきなり本番ではミスします。そして200ヤードの池越えショットや林の中で出せそうもないところから無理やり隙間を狙うショット等、それらはほぼ確実に大きなミスショットになります。自分の出来る範囲でミスショットの確率が低いショットをしましょう。

3.100を切るために(グリーン周り編)

アマチュアの多くはグリーン周りで大叩きをする確率が高いです。短いショットは調整が難しくミスをしてしまいます。可能なら50ヤード以内のショットは残さず、フルショットに近い簡単なショットを残しましょう。

例えば、200ヤード残っていれば、無理にグリーンを狙わず、100ヤードを2回打つ方がミスは少ないです。グリーンを狙うとOBにもなりえるので、なるべく危険は冒さないようにしましょう。またグリーン周りはパターなどで転がせるのであれば、無理に上げずに転がすことを徹しましょう。

次にパターですが、距離感は練習あるのみですが、ラウンド前には必ず練習をして下さい。短いパットも重要ですが、それはご自宅でもそれなりには出来ます。しかし長い距離となると普段は練習出来ないため、距離感がつかめず、大叩きの要因のひとつになります。ですので、パター練習の際はまず10m程度の長距離をカップから1~1.5mくらいの円に入れる練習をしてください。本番では長距離は入れようと思わず、寄せるくらいの気持ちを持ちましょう。

また自宅では1mのパットは必ず入るように練習をして下さい。それをするだけでも5打は確実に違ってきます。1mを真っすぐ入れることが出来ると長距離にも好影響をもたらしますので、家での練習は必須です。

4.上手な人と回ろう

上達の秘訣は正しい練習や正しいレッスンです。それに加え、コース慣れする必要もあります。コースに行く際は、自分よりも上手な人と回るべきです。上手な人と回ると自分と比較が出来るのと気持ちが引き締まります。また他の人のプレーを見るのもスコアを縮める秘訣です。

例えば、グリーン上でしたら他の人が先に打つ場合は必ず見て、傾斜を確認しましょう。傾斜やコースの状況、風などを知ることでスコア短縮につながりますので、ぜひ他の人のプレーを観察しましょう。ハンディキャップがシングルの人と回る機会がある場合は、その人のプレーやコースマネジメントを観察し、迷惑にならない程度に質問をしてみましょう。
また可能なら自分のプレーを見てもらったり、考え方を聞いてもらい、どこがダメなのかを指摘してもらうのも良いかと思います。

スクールに通われている方は、ラウンドレッスンもお勧めです。練習場では出ないミスがコースでは潜んでいます。それを見つけ出して、次のレッスンの際に矯正し、次回以降のコースに活かしましょう。

5.まとめ

100切りの為には如何にミスショットを減らすかです。ナイスショットももちろん大事ですが、それと同じくらい意識してほしい部分は、大きなミスショットが出てしまうと100切りは達成できないということです。完璧なショットを目指すより、ミスをどうすれば減らすことが出来るかを考えれば、おのずとスコアはついてきます。

また上手な人と回るのは、相手の迷惑になるとは思わないで下さい。ゴルフが上手くなくてもすぐに100を切れなくても恥ずかしくは無いですし、下手な時期があるのは当然です。

ショットが悪くても、それ以外の事を迅速に対応し、プレーファーストを心掛ければ、迷惑にはならないです。そして、ゴルフは楽しむのが大前提ですからそこだけは忘れないで下さい。

上記の事を踏まえた上で100切りができれば、次からは簡単に出来ると思いますので、ぜひ100切りを達成してくださいね。

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