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ジャンボ尾崎が契約した宇宙工学のカーボンシャフト!セブン・ドリーマーズ

ゴルフフェア初日の2月19日に「宇宙工学のシャフトだよ!飛ばないわけないじゃん!」と、まさに往年のジャンボ節の復活で沸いたのは、3年連続でゴルフフェアに出展しているセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(株)のブースだ。

今年から、男子ゴルフ界のレジェンドであるジャンボ尾崎と1年間の所属契約を結び、ゴルフフェアの会場ではトークショーが開催された。さらにジャンボ節は続き、会社名にちなんで“7つの夢”を聞かれると、

「7つの夢!?俺の夢はひとつ。レギュラーツアーで勝つこと。それと俺もアマチュアと同じで、1ヤードでも遠くに飛ばしたいという気持ちは変わらない」と語った。


参照元:YouTube

50年前に創立した、日本最古のカーボン専業メーカー!

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そもそも、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(株)のルーツは、1957年に創業したスーパーレジン工業という先端樹脂素材のメーカーであり、1971年にはカーボン成形の研究をスタートさせるなど、日本で最古のカーボン専業会社でもある。

そして、映画化されるなど大きな話題となった、あの小惑星探査機「はやぶさ」に参画していたこともあるのだ。そんな会社が、2014年にセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(株)を設立。宇宙工学を生かしたカーボンシャフトの参入は、ゴルフ業界でも大きな話題となった。

特殊なカーボン製法により凹凸ができないシャフトに!

では、この宇宙工学に基づくシャフトは何が違うのか。それはカーボンシャフトを作る工程にある。

普通のカーボンシャフトは、カーボンを巻いて気圧で硬化させるために、カーボンの表面に凹凸ができる。その凹凸を研削した後に塗装を行なっているのが、カーボンシャフト作りの常識であった。

しかし、このセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(株)は宇宙工学にもとづく“オートクレーブ製法”によりカーボンを硬化させるので、凹凸ができない硬化技術でシャフトを完成させることができる。だから、その後の研削作業、塗装作業などが一切いらなくなり、それだけ精度の高いカーボンシャフトを作ることができるのだ。

社長が語った「いつかはジャンボさん」への思い!

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そんな「宇宙工学」という斬新なキーワードで参入直後の2014年から話題になっていたが、当初は最高価格1本1200万円という値段に注目が集まっていた。しかし、実はもうひとつ、このシャフトメーカーには特徴がある。それが、1本1本のカーボンシャフトをその人のスイングにあったオーダーメイドで作っていることだ。

このオーダーメイド方式はツアープロからも好評で、実はLPGAの相談役でもある樋口久子も昨年から使いはじめていたのだ。女子ゴルフ界のレジェンドである樋口久子に続いて、今度は日本ゴルフ界のレジェンドであるジャンボ尾崎と契約することになったことを、代表取締役でもある阪根信一氏は、

「ゴルフ事業をはじめるなら、いつかはジャンボ選手と思っていた。そのはじまりは昨年の秋頃で、千葉のジャンボさんのところに、何本か当社のシャフトを持っていったんです。そのときはジャンボさんではなくて、他の選手が打っているのをじっと見ていた。それから、ジャンボさんが色々とリクエストを出してくれたんです。その後から実際にジャンボさんも打つようになり、今回、契約することになりました」

と語ってくれた。
さらに今回の契約について阪根氏は、技術開発の面での大きなアドバンテージについて、

「ジャンボさんとの契約はプロモーションであるだけでなく、より良い製品を作るためにアドバイスをいただけることは、弊社としても大変に貴重なことです」

と語った。

もちろん、1本1200万円のオートクチュールシリーズには手が出なくても、今回の「ジャンボ・モデル」は1本18万円台。こちらなら、欲しくなるジャンボファンも多いのではないだろうか。

また、最もリーズナブルなシリーズとして12万円台のモデルも、入門編としてはオススメだ。

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