ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れる⑰~ドラマ・オン・ザ・ワールド・ステージ~
ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れるシリーズ第17弾は、今やヨーロピアン・ツアーの“顔”となったマーティン・カイマー選手です。
ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れるシリーズにも度々登場してくれる、いわばレギュラー・メンバーの一人ですが、今回は少し真面目なイメージ・ビデオに登場してくれました!
マーティン・カイマー選手とは
すでに、ゴルフェス読者の方にはお馴染みとは思いますが、ここで今一度今回の主役でもありますカイマー選手を簡単にご紹介させていただきます。
ドイツ出身、32歳。
184cm、74kg。
2005年にプロに転向。
PGAツアー4勝。
ヨーロピアン・ツアー8勝。
ここで特筆しておきたいのが、PGAツアー4勝のうち、2勝がメジャー大会であるということ。
2010年の“全米プロ”、2014年の“全米オープン”に勝っていて、2011年には世界ランキングで1位になったこともある、次世代を担うトップ・プロの一人なのです。
本シリーズでも“人生で最高の誕生日プレゼント!”では、アーロン君も大好きな選手の一人としてカイマー選手の名前を挙げていましたよね。また“マネキン・チャレンジ?!”では、お気づきの方もいらしたと思いますが、マネキン・チャレンジのちょうど真ん中あたりでボランティアの女性達に囲まれて自撮り棒を持っていたのがカイマー選手でした。
ここのところ優勝からは遠ざかっていますが、そろそろ本来の実力を発揮する時期(?)が到来しそうな雰囲気をかもし出してきました。
ドラマ・オン・ザ・ワールド・ステージ
今回お届けする“ドラマ・オン・ザ・ワールド・ステージ”ですが、ヨーロピアン・ツアーのイメージ・ビデオとなります。
以前ヨーロピアン・ツアーの番外編で少しユニークな視点でゴルフを捉えた“See Every Shot Imaginable” のご紹介をいたしましたが、今回の“ドラマ・オン・ザ・ワールド・ステージ”は大真面目です!それは、主役にマーティン・カイマー選手を抜擢していることからもお分かりいただけることでしょう。
また、放送席には本シリーズでもお馴染みの愉快なおじさんポール・マッギンリー選手、カイマー選手のショットに目を奪われてキャデイからのクラブを受け取れないスティーブン・ギャラハー選手など、ヨーロッパを代表するベテラン選手で脇を固めてくる念の入れよう。
このプロモーションのコンセプトは“良いプレーがどれだけファンの日常生活を狂わせるか”、つまり“それほど面白いんだよ”ということをアピールすることになります。
クラッシク音楽にのって、スローモーションでカップに向かってゆくボール。それを見守るそれぞれの立場の人達。カメラマンやギャラリー、ラウンドレポートをしている人も思わず息を飲みます。
そして、テレビの前では生ビールを注いでいるスタッフが、また愛を語り合っている女性が、そしてお料理中のお父さん、なんと赤ちゃんまでがカイマー選手の放ったバンカー・ショットのボールの行方に目が釘付けとなります!
放送席ではコメンテーターのマッギンリー選手の口があんぐりと広がって、コース上ではギャラハー選手もカイマー選手のショットに魅了されています!
最後は赤ちゃんもおしゃぶりを落としてまで、カイマー選手のボールを後押ししています!
果して、ボールの行方はどうなるのか?
まとめ
カイマー選手の本気モードの表情と、マッギンリー選手のコミカルなリアクションが印象に残るプロモーション・ビデオでしたが皆様はいかがでしたでしょうか?
個人的にはこのプロモーション・ビデオのMVPは文句なしに、お料理をするパパの横で見事な演技を見せてくれた赤ちゃんにあげたいと思います。2回目に登場した時のおしゃぶりの落とし方はアカデミー賞ものです。
実はこのプロモーション・ビデオはシリーズ第2弾となっております。第1弾は2015年にリリースされたイアン・ポールター編となります。こちらも、合わせてご覧下さい。
こちらもエキサイティングなスポーツが、どれだけファンの生活に影響を及ぼすかが良く分かる仕上がりになっています。この時もコメンテーター役はマッギンリー選手が抜擢されていて、見事なリアクションを魅せてくていますよ!
(完)