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初心者こそ、ゴルフクラブのフィッティングに行ってみよう!

フィッティングとは

ゴルフクラブのフィッティングとは、色々なクラブを打ってみて計測器でデータを計り、自分に一番合ったクラブを見つけることです。その日の調子もあるので、自分に合うクラブを見つけるということは、とても難しいことですが、信頼できるクラフトマンの方や、ゴルフショップにいるベテランスタッフの方にスイングとゴルフクラブを見てもらうことはとても重要な事です。

初心者だからフィッティングはまだ早いし、敷居が高いと思われる方も居ると思いますが、ラウンドを何度か経験して練習もコンスタントに行っているなら、一度フィッティングを経験してみることをおすすめします。クラブでスイングも飛距離も、ゴルフの内容さえも、変わってくる可能性が高いからです。

ゴルフショップの種類

ゴルフショップは大きく分けて3種類あります。
一つ目は、ゴルフ5のようにキャロウェイやブリヂストン、プロギア、ダンロップなどの大手メーカーのクラブを色々試すことが出来る大型店舗です。色々なメーカーのゴルフクラブを一気に試すことができますが、種類が多すぎて迷ってしまうことがあるかもしれません。

二つ目は、メーカー直営のショップです。好きなメーカーや気に入ったブランドがある方はメーカー直営ショップだと品揃えも豊富ですし、そのクラブの特性など細かいところまでわかる専門スタッフがいます。

そして最後はカスタム専門ショップです。いわゆる地クラブというものを扱っていて、できあがったクラブはなく、ヘッドとシャフトの組み合わせ、グリップの色や種類などすべて選んで作成してもらう形です。自分に合ったお店を探してみるといいですね。

計測システムもお店によって様々です。細かいデータまで出るところや、簡単なデータしか出ないところなどありますので、自分のクラブを持って行って何軒か回ってみるのもいいかもしれませんね。

フィッティングしようと思ったら

クラブフィッティングをしたいと思ったらまずお店に問い合わせてみましょう。予約が必要な場合もあります。料金は、大手量販などでは、無料ですが、それ以外では有料のことが多いですので、一度連絡を入れてみるのをオススメします。クラブフィッティングするときは、まず自分のクラブもお店に持って行きましょう。

現在、使っているクラブがどんなセッティングなのか診断してくれるところもあります。クラブ診断をしてくれるところがあれば是非受けてみましょう。フィッターが現在、使っているゴルフクラブの特性やバランスなど見てくれます。

自分の悩み、例えば引っかけやすいとか、ダフりやすいなどを伝えると、ある程度はクラブで修正できるかどうかを判断してくれます。そしてドライバーだけ変えるのか、それともアイアンを変えるのか、ウエッジを変えるのかで、全体のバランスを崩さないような、おすすめのクラブを試打させてくれます。計ってもらったデータと、自分の感覚的な打ちやすさの両方を考慮して検討すると良いでしょう。

カスタム専門ショップでのフィッティングの流れ

今回は私が実際に体験したカスタム専門ショップでのドライバーフィッティングの流れをご説明します。まず、自身が使っているドライバーを打ち、計測器で飛距離・ヘッドスピード・ミート率・打ち出し角度・スピン量などを計ります。インパクトの瞬間の写真で、クラブがボールにどのように当たっているか見ることもできます。

次に、フィッターの方がおすすめクラブを何本か選んでくれるので、何球か試しに打ってみます。初心者の方は特に、打ちやすいとか柔らかいとか硬いなどの、細かいフィーリングがわかりにくいと思いますが、フィッターが、計測器のデータを分析して、一番合っているものを教えてくれます。もちろん何度も同じスイングができるわけではないので波はでますが、何球か打っていると平均データでわかりますので安心してください。

カスタムクラブというのは、ヘッドとシャフトが別売りで、純正モデルというものはありません。ですので、自分に合っているヘッドにシャフトを組み合わせて作ってもらうことになります。

フィッティングの良さ

大型店舗などは、シャフトなど、一部カスタム出来るものもありますが、基本的に既存の商品から選ぶことになります。カスタムショップでのフィッティングの利点は、自分のスイングやくせに合わせてクラブを調整してもらうことが出来る点です。そして、スイングが変わってきたときには、クラフトマンにスイングに合わせたクラブに調整し直してもらうことも可能なのです。

例えば私はスライスが出やすいアウトサイドインの軌道が強いスイングで、これは残念なことになかなかなおりません。なので、できるだけボールが右にいかないように、少しドライバーのフェイスを左に向けて作ってもらいました。このドライバーにしてから右に行くことがかなり少なくなりました。それでも癖が強く出てしまうときもありますが、確率は減ったのでドライバーへの苦手意識がかなり減りましたよ。

もちろんドライバー以外もフィッティングしてもらうといいと思いますが、一番結果が出やすいのがドライバーだと私は思っています。最初にクラブフィッティングしてもらうなら、ドライバーが一番、わかりやすいと思います。

クラブを替える楽しみ

クラブを替えると、打ちやすくなったり飛距離がのびたり、弾道が変わったりと、うれしい変化が見られるかもしれません。データを解析して結果に繋がったら、とてもうれしいですよね。自分に合った、気に入ったクラブを使う。それもゴルファーの楽しみの一つだと思います。

初心者にはフィッティングはまだ早いと思っている方が多いと思いますが、練習とラウンドの経験を積んだら、フィッティングで自分に合ったクラブを選んでもらい、そのクラブで練習した方が上達は早いと思います。是非フィッティングをしてもらいましょう!

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